2015年3月13日金曜日

安倍さんの日教組ヤジはネット右翼への符丁だとさ。

ネット右翼って。
 なにか、いかにもマイナーな感じにしているのだな。
 日本人の大部分が—と言った方が当たっていよう。

 ことの核心は、2014年の戦後レジームの完全なる崩壊だ。
 これによって、日本人は、日本の新聞・放送業界及び教育業界に巣食う朝鮮系洗脳工作員達のいうことをまるっきり信じなくなったのだ。

 もう、工作員の洗脳工作、世論誘導工作にはひっかからなくなったのだ。
 そして。
 戦後レジームの崩壊 → 韓国・アメリカの影響を排除した新レジームの構築がはじまった。
 その過程で、上の戦後レジームの中で、直接、日本人の洗脳工作に携わった工作員達を、排除・放逐しようという動きが加速されはじめた。

 安倍さんの「日教組、日教組」というヤジは、このような状況の中でなされた。
 その意図は、おそらく、戦後レジームの完全崩壊ということを、「本当にそうだろうか?」と確かめたかったのだろう。

 そして、密かに、与党内にいる朝鮮系反日集団である公明党を「いつのタイミングで切り捨てるか」という判断の材料としたい—と考えたのだろうな。

 以下、新聞から抜粋。

 最近、安倍総理の言動をあれと思った人もいるだろう。総理の中で、何が起きているのか。

■「日教組」ヤジの理由

 『バカヤロー解散』以降、総理自身が国会で不規則発言をした例は知りません。
 しかも今回は、総理のヤジが事実無根だったことが判明した。
 安倍総理も自民党も最後は数で押し切れる』という傲慢が態度に表れています」
 こう語るのは、柳田邦男氏だ。

 「日教組っ!」「日教組どうするの」「日教組……」

 玉木雄一郎議員が質問している最中、安倍総理が声を上げた。
 委員長が「静かに」と声をかけるが、「日教組」と繰り返す。

 なぜ総理は、玉木議員を笑っていたのか。
 そもそもなぜ「日教組」なのか。

 政治部記者が解説する。
 「実は『日教組』とは、分かる人には分かる符牒です。
 ネット上では今、日教組が『自虐史観を子供たちに植え付けている』とか『国旗掲揚・国歌斉唱に反対している』などの『反日勢力だ』と広まっている。

 つまり、『日教組!』というヤジには『民主党は反日勢力の支援を受けている』という意味が込められていた。

 実際、この安倍総理のヤジはネット上では『よく言った』と称賛されています」
 いわゆる「ネット右翼」の存在が知られて久しい。総理のフェイスブックに「中国・韓国とは断交しろ」「ゴキブリ在日」などといったコメントがある。

 こうした事実から分かるのは、自分たちの意見に反対する者を悪者と決め付けて罵倒する「ネット右翼」と、総理の考え方が近いこと、総理もネットを情報源にしているということだ。

 総理は、「日教組」と口にするパフォーマンスが「ネット右翼」にウケるのを期待して、ヤジを飛ばした。

■間違えても開き直る

 発言の主はわが国のトップだ。
 政治ジャーナリストのs氏が嘆く。

 「安倍総理の態度を見ていると、国会の役割を理解さえしていないのではないか、と。
 総理も『ヤジは間違いだった』と認めました。 
 確かに、総理は「正確性を欠く発言があった」としてヤジを撤回。
 しかし、その表情に悪びれるところはなかった。
 
 世界を「敵」と「味方」の二つに分け、「敵」と思い込んだ対象は徹底的に叩く。
 恐ろしいのは、安倍総理の考える「敵」には「総理と違う意見をもつ国民」も含まれることだ。
 安倍総理の「傲慢」はこうした「数の力」にも裏付けられている。

 こうした事実が追及されない原因は、マスコミの萎縮である。

 前出の全国紙政治部記者が言う。
 「テレビ朝日『報道ステーション』やNHK『ニュースウオッチ9』の出演者への干渉疑惑、さらには政権に不利なネタを書いた新聞記者の犯人探しをしたり、総理自身が朝日新聞の報道を名指しで『捏造』と言ったりと、報道機関に対する政治の介入が度を越しています。

 以前なら、政権は倒れていた。しかし今はどの社も制裁が怖いうえ、官邸を忖度して抜け駆けでネタを貰おうとする記者が後を絶たないこともあり、詰め切れないのです。
 安倍政権が長期政権になる以上、自分だけが官邸の怒りを買い、ネタを取れなくなるという事態をどの記者も恐れている。

■総理と対照的な「あの方」

 最短でも向こう3年という長期政権の切符、そして国民の無関心によるフリーハンドを手にし、今年に入って次々と「やりたかったこと」、つまり安全保障の見直しと戦中・戦後史の再検証、そして憲法改正の準備に着手した安倍総理。不安を募らせているのは、一般の国民ばかりではない。

 「お立場上、天皇陛下がご自身の思いを口にすることは少ないですが、平和に対する考え方が陛下と総理で大きく異なるのです。政府と皇室の関係は今、とても危険な状態にあると言えます」

 こう話すのは、天皇陛下の学友で、ジャーナリストの橋本明氏だ。

 一方で、天皇皇后両陛下は「元気なうちに太平洋戦争で戦地となった海外の地域をできる限り訪れ、戦没者を慰霊したい」というご意向から、この4月にはパラオ共和国・ペリリュー島を訪問する予定だ。

 「天皇陛下には、『日本の憲法は、アメリカの知識人の力も借りて作った遺産である』というお考えがあります。
 そして、それを守ることこそ国際貢献になるという信念を昔から持っておられる。ところが一方の安倍総理は、改憲に邁進し、『積極的平和主義』を唱えて海外に自衛隊を派遣することを、国際貢献と考えている」

 とにかく「憲法も歴史認識も全部変える」と息巻く安倍総理と、「まずは戦争の犠牲者に向き合わねば」という天皇陛下の思いは実に対照的だ。

 数学者の藤原正彦氏が言う。
 「今の政治家は『反射神経』だけで行動している。深いところから出てくるものを失っていると感じます。

 国会でのヤジの応酬にしても、TPPといった、大切なことを議論すべき時のはずでしょう。
 国民は、政治家が本当に建設的な議論をしているか、道を踏み外していないか、普段から注視しなければなりません」

 安倍総理の言動に「政治家はこうしておかしくなっていくのか」という思いにかられる人も少なくあるまい。


▲補足、感想など

 ふ~ん、と感じた。
 記事にある以下のことってなにさ。

--ここから--
 しかし、今はどの社も制裁が怖いうえ、官邸を忖度して抜け駆けでネタを貰おうとする記者が後を絶たないこともあり、詰め切れないのです。
 安倍政権が長期政権になる以上、自分だけが官邸の怒りを買い、ネタを取れなくなるという事態をどの記者も恐れている。

--ここまで--

 違うだろう。
 戦後レジームが完全崩壊して、日本人が朝鮮系洗脳工作員達のいうことをまるっきり信じておらず、もう、新聞放送業界、教育業界から工作員達を排除放逐しようと攻撃を始めたからだろう。

 反日本、反安倍という記事を書くと、朝鮮系の工作員だということが、日本人にあからさまとなり、「排除せよ」と攻撃が激しくなるからだろう。

 そもそも、戦後から半世紀以上も、自分たちが日本人相手になにをやったか、思い出してみよ。
 自分達が、日本人から排斥されて当然だと思わないか。
 あぁ、思わないか。
 だから、こんな記事を書くのだな。この工作員記者め。

 朝鮮系の工作員達も、自分たちのいうことを日本人が信じないとみると、ドイツのメルケルさんや、とうとう天皇陛下まで持ちだしたか。

 しかし。
 このブログでなんどもふれた。
 戦後レジームの完全崩壊 → 新レジームの構築 という流れは、非可逆的なもので、元に戻るということはない。
 日本人が、朝鮮系洗脳工作員達の洗脳工作・世論誘導工作にひっかかる・だまされるということはありえない。

 それだけ、インターネットというインフラは、日本人にとって、朝鮮系洗脳工作員達にとって破壊的な・画期的なものだったということだ。

 新レジームの構築は、日本人が自分たちの思うままの体制を構築することとなる。
 もう、韓国もアメリカも関係はない。

 明治維新以来の150年に及ぶ歴史も、自分たちのフリーハンドで見直すことになろう。
 それは、明治維新の際、大久保利通・伊藤達の願った「欧米列強と肩を並べる」という夢が本当にかなった今の時点でなされるべきことであろう。

 英国の産業革命に100年遅れで出発して、150年か。
 日本は、ただただ、100年先行組の背中を追い続けてきた150年だったのだな。

 これからの150年は、もう、背中を見るべき先行組はいないのだ。
 自分の目を信じて、自分の力を信じて、孤立したまま、前に進むしかない。
 それが、上でふれた「日本の新レジーム構築」の本当の意味だろうな。