2017年9月30日土曜日

お笑い、日中間で、人類愛が必要だと人食い中国人

どういえば、日本人と中国人との関係の「核心」をつかむことができるのかな。

 あ、英国の産業革命に100年遅れの日本人、200年遅れの中国人。
 い、識字率ほぼ100%の日本人、識字率ほぼ30%強の中国人。

 う、漢字というものに圧し潰された中国人、漢字かな交じり文で、漢字のもつポテンシャルを100%引き出して使用している日本人。

 え、20世紀半ばで、識字率一桁台、自国を守るための武器すら製造することができず、逃げ回るだけの中国人、戦艦大和、ゼロ戦を製造しえた日本人。

 こう並べると、日本人と中国人の「差の核」の部分が分かる。
 この両国が「対等」に話ができる訳がない。

 中国人にとって、日本人は100年先に進んでいる、また、識字率100%かつ漢字かな交じり文で、漢字の本来的にもつポテンシャルを100%引き出して利用しているのだ。

 当然のごとく、激しい「嫉妬」の対象が日本人だ。
 また、清の最盛期のころまでは、日本を圧倒していたと自負している中国人なのだ。
 激しい劣等感と中華思想による自尊心が、ないまぜとなって、日本人に対して「複雑な対応」をとらずにはおれないのだ。

 まぁ、日本人からすれば、中国人の日本人への「複雑な感情」なんぞ、知ったことではない。

 中国人が、日本から100年遅れなのも、漢字に圧し潰されたのも、漢字オンリーの文字を利用して、高度で複雑な概念を他者に伝えることができないのも、19世紀始めから20世紀半ばまで、直視に耐えないような惨めな歴史をもっているのも、すべて、「中国人が自ら選択した結果」ではないか。

 自分で選択した結果が、自分自身に跳ね返っているだけだ。
 日本人には、関係がない。

 以下、新聞から抜粋。

 馬立誠・元人民日報論説委員ら中国の言論人4人が、東京で記者会見した。
 馬氏は国交正常化45周年を迎えた日中関係の発展に向け、「戦術的な実利を乗り越えて幅広い価値観のコミュニケーションが必要だ」と述べ、「人類愛」で歴史問題の恨みを解かし、相手への相互理解を深めていくことが重要だと訴えた。

 馬氏は2002年、日中間の歴史問題を超越し、理性的な和解を訴える論文「対日関係の新思考」を発表し、日中両国で大きな反響を呼んだ。
 その後も靖国神社参拝や尖閣諸島をめぐり両国の対立が深まる中、中国国内で「民族の裏切り者」などと批判を受けながらも、著書「憎しみに未来はない」を出版するなど日中関係について発信を続けている。

 馬氏は、12年9月の尖閣諸島国有化とそれに反発する中国国内での反日デモを受けた日中関係について「両国首脳が国際会議で会談しても笑顔がない緊張した状況だったが、国交正常化45周年が近づくにつれ温かみを増している」と感想を述べた。

 日中関係「改善の兆し」 元人民日報論説委員の馬立誠氏
 2002年に発表した「対日新思考」が日中双方で議論を呼んだ元人民日報論説委員の馬立誠氏が、東京で記者会見し、日中関係について「改善の兆しがある」と話した。
 馬氏はその理由として、迎えた日中国交正常化45周年に合わせて北京で大規模な祝賀イベントが開かれたり、安倍晋三首相と中国の李克強首相との間で祝電が交わされたりしたことを挙げた。
 10月に共産党大会を控えるなか、「こうしたイベントが国の最高レベルに承認されていることは(関係改善の)ウォーミングアップのようなものだ」と話した。
 馬氏は「中央公論」に最近寄稿した論文の中で日中関係の改善には「人類愛」が必要だと説いた。

 馬氏は会見で、かつて経済発展が遅れていた中国は日本に資金や技術を求めて関係をつくったが、経済力で上回った時に関係改善の理由がなくなってしまうと指摘。
 「戦術的で短期的な需要を乗り越え、幅広いコミュニケーションをする必要がある。それには人類愛という価値観が理想的だ」と主張した。

補足、感想など

 ふ~ん。
 冒頭でふれた。
 日本人と中国人は違うのだ。
 その違いを直視するしかない。

 日本と中国との間での「戦時賠償問題」は、1972年の田中首相-周首相との間で、完全に解決している。
 いまさら、日本はなにをする必要もない。
 謝罪? 賠償? 南京大虐殺? 重慶爆撃? 731部隊? なにそれ美味しいのか。

 また、中国人個人から請求権は当然残っている。しかし、それは、1972年の解決時点で、中国政府は、日本の地位を承継したことになる。
 だから。
 なんだっけ、重慶でどうたらと不満があるなら、「日本の地位を承継した」中国政府へ言えばいいこと。

 また、その根拠となる田中首相-周首相での完全解決に不満があるなら、ハーグの国際司法裁判所へ訴えればいいことだ。
 そこで、日本政府へ支払えという判決が出るなら、日本政府は支払うことになるだろう。

 中国人のもつ「嫉妬」を含む情緒主義というものは、国際間での紛争の解決には結びつかない。
 そのことを理解するためにも、中国人は、識字率を上げるしかあるまいな。

 識字率ほぼ100%の日本人からすれば、識字率30%強の中国人の言う理屈は、「子供っぽい」。また、やることが「幼稚」だ。子どもの喧嘩のようなやり方を採用する。
 もう、50年も経過すれば、自分達の言動を恥ずかしく思うようになるさ。

 えっ、人類愛って?
 50年先の話だろう。
 それまでは、日本人と中国人はいがみあい、罵り合っているのが普通のこと。
 なぜって。識字率ほぼ100%の日本人と30%強の中国人が「対等に話し合い」などできる訳もないし、中国人自身、まともな「理解力」がないことを自覚しているではないか。





戦後レジームの終焉は、どのような現象を引き起こしたか。その2

▲2017年における戦後レジームの完全崩壊(終焉)というものが、どのような現象を引き起こしているか、よく見てもらいたい。

 ことの核心は、戦後70年にわたって続いていた、日本の政治のおける対立軸--「日本人」対「日本にいるevenki族工作員」という構図が崩れたということなのだ。
 もう、「日本人保守その1」 対 「日本人保守その2」 という選挙戦の構図となってしまったのだ

 日本人と日本にいるevenki族達との人口比を考えても見よ。
 日本人—11千万人  対 evenki---1千万人 と10 対 1 の関係なのだ。
 日本人の支持を取り付けなければ、当選するなんて無理であろう。

 そして、この対立軸の構図から外れた議員達は、「そのままevenki族工作員議員」として「排除」されるという現象を引き起こした。

 戦後、あれだけ隆盛を誇ったevenki族工作組織=朝日新聞、毎日新聞、東京新聞は、購読者数を落とし続け、廃刊においこまれつつある。

 こういう趨勢を敏感に感じ取って。
 民進党のevenki族工作員議員達は、より保守系のものは希望の党へ、よりevenki族に利益をもたらし続けようと願う議員達は、無所属へ—と選別されつつある。

 では。民進党の有田さんは。

 --ここから--

 有田芳生 @aritayoshifu
 憲法改悪反対、安保法制反対の辻元清美さんや近藤昭一さんたちを選別するようなら、
「(前原代表の)約束が違う」のだから、決然とした判断をしなければならないでしょう。
 そうはならない努力がいま続いています。

 --ここまで--

 また、辻元さんは。

 --ここから--

 「報道ステーション」(2017928日放送)に映った民進党の辻元清美さん(57)が「大発狂」していたとネットで話題に。
 衆議院解散後、辻元さんは記者に囲まれたが、記者の質問は無視。
 やっと口を開いたかと思えば意味不明な言葉を発し、車に乗り込みドンと強くドアを閉めた。

■小池が掲げる安保法制などとは全く逆の立場
 民進党は事実上の解党となり、議員らは小池百合子都知事(65)率いる「希望の党」に合流すると発表。
 これにより、1022日に投開票される総選挙の民進党公認内定は全て取り消しとなり、「希望の党」に公認を申請することになる。
 公認が得られるかどうかの交渉は前原誠司代表(55)に一任する。
 小池都知事は、申請について、
 「私たちの政策が合わないと感じている議員はアプライ(申請)して来られないのではないか」
と語った。
 辻元さんは、小池さんが掲げてきた安保法制などについて全くの逆の立場にいる。

 「報道ステーション」は、衆院解散後の民進党議員を追った。
 質問される民進党議員の表情は様々だったが、質問には真摯に答える姿があった。
 ところが辻元さんは駐車場で記者団から質問を受けたのだが、それを無視して口を一文字に結び早足で歩き続けた。そしていきなり立ち止まって、
  「私は執行部ですので発言はしていません」

 と、何の質問に答えたか分からない意味不明の言葉をキレ気味に話した。
 カメラは車道に移り、車に乗り込む場面が映ると辻元さんはドアをドンと強く閉めた。
 「みずほに頭下げて社民党いれてもらえよ」

 このとき記者団からは、
  「方針に従うと言う事ですか?」
  「方針には賛成ですか、反対ですか?」
  「今後どうされますか?」
  「希望の党の公認は得られそうですか?」
と矢継ぎ早に質問されたが何も答えなかった。

 こういう辻元さんをテレビで見た人たちは、
  「要はあんたは要らんって、ひめに言われたんだろ。草」
  「辻元が希望に入ったりしたら笑うよね。赤松も入るのかな?」
  「この人は絶対に無所属でしょう!」
  「辻本→共産党へ行けばいいやんか」
  「みずほに頭下げて社民党いれてもらえよ(笑)」
などといったことがツイッターや掲示板に書き込まれた。

 --ここまで--

 小池さんは、基本、上でも書いた「日本人保守—1.2」でしかない。
 どう考えても、有田さん、辻元さんを党内に入れるということは考えられまい。

 だから。
 無所属で戦えばいいこと。
 自分の政治信条を訴え、選挙戦を戦えばいいことだ。

 日本人は、国内にいるevenki族と人口比 101だ。
 日本人の支持を得ることができればevenki族工作員議員であろうと当選するだろう。





中国が強国となりえない理由

表題は、中国人自身が指摘した「理由」だ。
 当たっているかどうかは、分からない。

 ただ。
 その指摘が、いかにも中国人ならでは—という感じがする。
 日本は、2,000年近い歴史において、異民族から支配されたことがない。
 言語・習慣の違う民族から支配され、価値観というものが逆転したという歴史がない。

 そのあたりの違いを明確にしめしたような、中国人が指摘する「理由」だと思える。

 以下、中国の新聞からの記事を抜粋。

 日本ではあまり使わないが、中国ではしばしば使われる言葉に「強国」がある。
 これを日本語にする場合は「大国」と表現されるが、中国では「大国」と「強国」を意識して使い分けている。
 中国メディアは「中国が今もなお強国になれないのは、この要素が不足しているからに他ならない」とする記事を掲載。

 記事は「現在中国は大国であるが、大きいだけで強くはない。農村人口が多く、北西地域の開発に難儀している。1人あたりのGDPも国際平均よりはるかに低い。
 そしてもう1つ、非常に重要な点がある。それは文化が大きく立ち遅れていることだ」と。

 そのうえで「わが国の文化力は、経済や軍事などの要素と並べて論じることさえできないほど劣っている。
 外国人は文化を用いて中国人が出すお金で儲けている。彼らは文化を世界に向けているが、われわれの多くの文化は閉じこもったままだ。
 外国人が中国語を勉強することが、わが国の文化の影響力を示すと思ってはいないか。彼らは中国の経済や技術に目をつけて、協力したいがために中国語を学んでいるに過ぎないのだ」と論じている。

 また「われわれの中に、外国製品を好み、自国製品を『パクリ』だと言って買おうとしない人がどれほどいることか。同じブランドバッグでも1万元のフランス製は買うのに、中国製になると500元でも要らないという。価格で中国文化を貶めているのだ」と指摘。

 記事は、「今の社会、中国は基本的にみな西洋化してしまった。着るものも、食べ物も、自動車もだ。
 中国文化はますます薄れていき、少しずつ侵食を受けている。われわれは経済、軍事、科学技術を発展させるために、文化という要素を遠くに放り投げてしまった。

 文化は一国の精神的支柱であるにも関わらずだ。中国が強国になりたいのであれば、文化を拾いあげ、みんなで努力して発展させることだ」と訴えた。

補足、感想など

 ふ~ん。
 文化ねぇ。
 文化というものの持つ「脆弱性」というものを充分に意識した言葉なのかな。
 
 文化というものは、実に簡単に雲散霧消する。
 戦争とか、独裁者が命令でとか、民族浄化とか---言い始めれば、簡単に雲散霧消してしまう。

 日本の東北地方に「草刈り歌」というものがある。
 農民が田んぼの畦を草刈りしながら歌った歌で、実に哀愁をおびた民謡だ。
 上でふれたが、日本が言語・習慣の違う異民族に支配されてしまえば、もう、雲散霧消していたろう。

 それから考えれば、今の中国での「民謡とか祭りなどが殆ど存在しない」というのは、異民族による支配、独裁者の存在が、歴史において頻発したことを意味している。

 文化というものは、「守ってやっと残っていく」ものなのだ。
 だから。
 中国人は、本来的に守るべきものを守らなかったのだ。現在の状況は、そういう中国人のなしたことの「結果」にすぎない。

 最近、日本の桜がどうたら、剣道がどうたらとその起源は中国にあり—なんぞという記事が多い。
 なら。
 そんな大事なものなら、どうして「守らなかった」のだ? どうして保護しなかったのだ?

 考え方がおかしいだろう。
 この部分に、中国人の「識字率の低さ」の反映を感じる。
 識字率一桁なら、そんなものか。
 つくづくと、中国人って、漢字に圧し潰された民族だなぁと何度でも何度でも感じてしまう
 いや、もっとハッキリ言えば、中国の支配層は、歴史的に国民は馬鹿でいい、字が読めるものだけが、エリートであり、字が読めない馬鹿達を操作しやすい--と考え続けてきたということなのだな。

 歴史的に清末まで周辺には中国に対抗できるだけの強大な国家が生まれなかった。(元の時代でも、同様に考えていたのかなぁ)
 日本は、秀吉の時代でも、中国を征服するという力をもってはいなかった。
 清末に、英国というユーラシア大陸の反対側から強大な武力をもった民族が出現して、はじめて「漢字が読めるもののみがエリート」という思想の弱点をつかれた形となったいうことだろう。

 科挙制度で選出されるエリートは、基本、文系だ。
 産業革命をなしとげた英国の武力には手も足もでなかったのだろう。
 こうして、19世紀以後、文系の西洋の武力に対応できないエリートと、文字を読めない95%以上の無知蒙昧な民衆の混乱と放浪が始まったということか。
 


 


2017年9月28日木曜日

ドバイで醤油が禁止 → 日本食を食べなければいい。イスラム教徒の不寛容さは、暮らせる場所を狭くするだけ

イスラム教徒の「不寛容さ」には、辟易する。
 ドバイで—となっているが、醤油禁止となれば、世界中同じであろう。

 で。
 どうしろ---と。
 日本の醤油メーカーが、アルコール抜きの醤油を作るだろう---て。
 まぁ、そういうメーカーもあるかもしれない。

 でも。
 大多数は、イスラム教徒の「オレ様主義」に辟易するだけだ。
 なら、日本食を食べなければいいだけでは—と思ってしまう。

 イスラム教の教義なるものが、どんなものかはしらない。
 しかし。
 ムスリム達の「オレ様主義」には、世界中の人間は辟易してしまう。
 だから。
 ムスリムは、世界のアチコチで余計もの・邪魔者扱いされるのだ。
 ムスリムには、「郷に入って郷に従え」という諺すらも存在していないのか。

 イスラム教徒は、「オレ様主義」が通用する範囲の中で生きていけばいいではないか。
 郷に入っても、オレ様のやり方を郷のものが受け入れろ—とのみ言う人間達と共存なんて無理な話だ。

 以下、新聞から抜粋。

 複数の地元紙は88日、ドバイのあるアラブ首長国連邦の気候変動・環境省がキッコーマンのしょうゆの輸入を禁じた、と一斉に伝えた。
 当局の検査で、アルコールを含んでいることが確認された。

 イスラム教で飲酒はタブー。
 イスラム教を国の宗教とするアラブ首長国連邦は、特別な許可を受けた店舗や、外国人が利用するホテルやバー以外でアルコール類を売ることを禁じています。

補足、感想など

 だから。
 イスラム教徒は、和食を食べなければいい。
 ちょいと、上の記事への書込みを転記してみようか。

 --ここから--

2: で輸入禁止したら外国人が利用するホテルやバーはどうやって仕入れるんだね

・アルコールがいやなら一回火に掛けてアルコール飛ばしちゃえばいいのにな

14: その手間を日本側でやれとおっしゃってるのでは?

3: アラブ人には日本食食わせなきゃいい。

8:で、このあと手早くアルコールフリーの醤油を新発売してキッコーマンに代わり市場を独占したメーカーが黒幕

10: すでにアルコールフリーの醤油はハラール醤油として自前で売ってる

12: 記事読むとキッコーマン側はちゃんと対応している専用の醤油は日本以外で作って供給している禁止されたのは日本からの輸入のものに限定の様子だが15年以上使ってる店ではなぜ今頃との声もある

4: 何を持ってして酒なのか大昔から「アルコールが含まれるからー」なんて言ってないはず宗教に化学を持ち込むんじゃねえよ

9: 発酵食品とかって少なからずアルコールが発生するもんだと思うけどな

7: アホみたいそのうち少し傷んだフルーツすらNGになるぞ

5: アルコール除菌でも禁止してろバカども

 --ここまで--

 何度でもいいたい。
 どこかで、ムスリム達は、郷に入れば郷に従え—という諺を噛み締め、対応を考えなければ、世界中の人間から嫌悪され、排除されるだけだ。



シェエラザード上・下 浅田次郎著 1999年12月刊 感想

日本人にとっての「太平洋戦争」というものは、どういう意味をもっているのだろうか。
 最近のアメリカ等の小説を読むと、その内容の薄っぺらさに辟易する。
 こんなことしか、書くことはないのか---てな印象をもつ。

 日本の場合、歴史というものが長いので、様々な時代を題材にできるという利点がある。
 また、70年前の太平洋戦争という300万人近い日本人を死に追いやった経験が、日本人の心情に「深い陰影」を与えている—と言えば、当たっているか。
 戦後70年以上を経過して、ようやく、前の大戦を客観的に見ることができるようになったような気がする。

 表題の本は、戦時中(昭和20年3月から4月にかけて)に「阿波丸」という船で、連合軍の捕虜へ資材を運ぶという船が、日本に帰る途中で、米軍の潜水艦に撃沈された—という実際の事件を基にしている。

 ちょっと、他者の表題の本についての感想が書かれてあったので、その一部を勝手にお借りして、小説の概要を説明しておきたい。

--ここから--

 物語は、「宋英明」と名乗る謎の老人の登場から始まる。
 老人は、消費者金融会社社長の軽部順一と専務の日比野善政に、弥勒丸を引き揚げるための費用100億円の貸し付けを要求する。
 同じ話はほかのルート(政界と財界)にも持ち掛けられていたが、期限を切られた担当者は次々と不審な死を遂げる。

 軽部はかつて恋人であった新聞記者・久光律子に協力を依頼し、弥勒丸沈没にまつわる謎を追求することになった。律子は新聞社を辞職し、この調査にのめり込んでいく。
 やがて軽部たちは、弥勒丸に直接関わった人物と出会うこととなり、彼らの口から弥勒丸沈没にまつわる隠された真実が明らかにされていく。

 この物語の面白さは、弥勒丸の謎が、それぞれの人物の口を借りて明らかになっていくところだろう。そしてそれぞれの人物が、弥勒丸沈没の過去を背負って、戦後の半世紀を生きてきた事実の重さである。

 --ここまで--

 う~ん。
 実際には、阿波丸は、1980年頃に中国によって、サルベージされている。

 まぁ、上で、いろいろ書いたが、本の中身についても、全体の印象を筆者なりに箇条書きしておきたい。

1.この浅田さんの本、いささか、竜頭蛇尾だなという感想をもつ。ストリーテラーとしての浅田さんの実力を認めるものの、後半あたりから、どうしていいのか—と悩んだのではないだろうか。

2.本の全体のザクっとした筋は、100億円という弥勒丸のサルベージ費用を日本人に出してもらいたい—と望むものがいて、手段を選ばずして出させるという筋だ。

3.この小説の核心部分は、日本に帰るという時に、シンガポールから約2千人の民間人を乗船させた。では、なぜ乗せたのか—という部分にこの小説の眼目がある。<実際の阿波丸は貨物船であるし、この部分、浅田さんのフィクションであろう>

4.安導権をもった弥勒丸は、最後まで元客船たる誇りをもって、中国・上海へ向かう—という部分で最後となっている。

5.冒頭でふれた。
 先の大戦では、日本人の300万人近くを死に追いやった。
 死には、それぞれの事情があり、背景がある。
 戦後70年以上を経過してみると、各自の死を巡るエピソードが、日本人の「財産」と化したようだ。

 アメリカなどの小説の内容の薄っぺらさに較べて、日本の小説は本当に面白い。
 それは、上で述べたように、「死」というものを、「財産」と化すだけの能力が日本人に与えられているからであろう。

6.筆者は、3日で一冊、月10冊、年120冊、10年で1200冊の本を読むことを目標としている。
 もう、年齢が背中から「タイムリミット」を迫ってくるのだ。
 もう、無駄に時間を費やすことはできない。急がなくっちゃ。
 
 
 

 

2017年9月27日水曜日

戦後レジームの完全崩壊は、どのような現象を引き起こしたか

核心はなにか。
 2000年から2010年にかけて、ネットが日本全国津々浦々まで完全に普及した。
 これにより、戦後70年近く、日本にいる朝日新聞・毎日新聞・東京新聞などのevenki族工作員達が、日本人に向けてどのようなことをしていたか---が、日本人全員の目の前にさらされたのだ。

 これにより、嫌-韓国、嫌-日本にいるevenki族工作員 という現象が激化して、今に至っている。
 2014年頃から、戦後レジームの崩壊の現象が顕在化し、いよいよ、この10月の選挙で、戦後レジームの完全崩壊を「具現化」したようなものとなりそうだ。

 その戦後レジームの完全崩壊というものが、現在の民進党の解党を引き起こし、希望の党なる新規の政党へのevenki族工作員国会議員達の参加を促進している。

 戦後長い間、社会党とか様々な政党名を掲げて変遷し、日本人を卑しめ、貶めることに精勤し、結果として、韓国から・日本にいるevenki族の経営者から、支持とお金を集めていた。

 戦後レジームの完全崩壊というものは、従来の 日本人 対 evenki族 という構図ではなくて、日本人の保守その1 対 日本人の保守その2 という「対立構図」に変更していくということであろう。

 その過程で、民進党なるevenki族ばかりの政党が、解党されていく—ということになったものと見える。

 以下、新聞から抜粋。

 衆院解散を前に民進党で「解党論」が急浮上。
 小池百合子東京都知事が代表を務める国政新党「希望の党」と選挙区での競合を避けるため、解党して各議員が個別に合流し「非自民・反共産」の勢力をつくる構想だ。
 複数の議員が執行部に申し入れる。
 党内には自由党との合流案もあるが、小沢一郎代表への反発は強く「民由合流」のみでは逆に離党者が増えかねず、前原誠司代表の決断が注目される。

 解党構想には、知名度の高い小池氏が新党の前面に出てきたことで、急速に警戒感が広がったことが背景にある。
 共産党などとの候補者調整を水面下で続け、共産党に依存する体質を改めない前原氏ら執行部への反発もある。

 衆院解散を目前にして「離党ドミノ」に歯止めがかからない状況を受け、柚木道義衆院議員ら有志議員は、解党して「非自民・反共産」勢力を結集すべきだと判断。
 27日に「発展的解党新党」を実現するよう執行部に直談判する。

 小池氏は政党同士の合流には応じず、各議員が個別に希望の党の門をたたくように求めていることから、民進党所属の全議員が一度無所属になることを想定している。
 解党構想を温める議員は「共産党との連携に未練を残す党内左派と決別し、かつての新進党のような非自民勢力の結集を目指すべきだ」と訴える。


補足、感想など

 冒頭でふれた。
 これからは、もう、「日本人」 対 「evenki族工作員」という対立構図ではない。
 「日本人保守その1」 対 「日本人保守その2」という対立構図しか、存続しえない。

 細野さんなど、その覚悟があるのか。
 その覚悟のない候補者は、evenki族工作員と日本人から見なされて、落選するだろうな。

 上の記事への書込みを転記したい。

 --ここから--

6:沈みかけている泥舟から濡れずに降りる方法を考えている

7:>どんな手段を使ってでも安倍晋三政権を終わらせる。 どんな手段を使ってでも議員を続けたいの間違いじゃねえのか

8:どっちに転んでも改憲は避けられないな

10:そりゃ民進党=日本人の邪魔をする人 になっちゃったからな

19:政治理念とかそういうのが無い行動をするからバカにされ嫌われてるんだけど、わかってなさそうだな

20:与党より実は野党の方が 自己保身ばっかだからな 当選さえすれば仕事は批判してるだけで 年収3000万ゲットだもんな

25:幹部は政党交付金を手放したくないから解党はしないだろ

51>>26 少し前は解散に追い込む!と息巻いていたのになぜだろう 望み通りの結果なのに…

31:日本のこころが合流したから左翼系は無理だろ

35:離党する勇気ないから解党してくれて話だね このギリギリの局面で汚い連中よな

45:民進を見れば分かるけど、左を招き入れると内ゲバやるから いくら人集めしたいとはいえ、左に傾いた奴は入れないほうがいいだろ・・・

69>>61 あれは若狭んときだからねw 今後小池が仕切る場合は保守じゃないとダメって話だろ 一応筋は通っている、一応ねw

55:維新とも連携という話も出ているな 自公希維で改憲待ったなしだなこりゃ 半年間モリカケから騒ぎして多数の国民が政治に嫌気がさした結果だわ パヨクってほんと低能ばっかw

62:個別に合流、後々数の暴力で隠れ民進化。選挙当選出来ればあとは用無しの小池をハブって政党ロンダリングは続いていく。

68:小池が党がどうということはないって言ってるのは、政策が一致すれば自民党とも連携するって意味合いも含んでると思うんだが… まあ、とりあえず小池パワーで選挙に勝ち、その後離党して再結集すればいいって考えもあるんだろうな

84>>73 蓮舫有田辻元はこのまま弱小政党の1員として一生を終えればいい

74:現状、選挙に勝てないゴミを分別せず拾ってるだけだな 政策もロクに打ち出してないし、何で結党したかも分からんわ 都議選も希望の党も、小池が成り上がるためだけの道具でしかないのか

90:要するに小池新党を乗っ取る形でってことな 民主党民進党はいつもそればっかり 自分らの政策で私事を勝ち取ろうという意欲がどこにもない

105:小選挙区で希望の党に入れることはあっても、比例代表で入れるのはかなり危険ってことだな あと小池新党の話題で維新の影が薄くなっているから、議席減るもしれんな

114:民進を解党しろと言ってる玉木の背後に共産の影が見え隠れしてる気がする

115:反自民っていうより議員職にすがり付きたいからってだけにしかみえんわ

 --ここまで--

 これが、加計学園てなもので、偉そうに言っていた民進党なる政党の真実なのだろう。
 よく、見て欲しい。



大笑い。韓国人がノーベル賞でなにか言っている

いや、だから。
 韓国人って、ノーベル賞に適性がないんだって。
 いいではないか。
 民族それぞれに、特性というか、得手不得手がある。
 得手のところで勝負すればいいこと。
 ノーベル賞なんて、どうでもいいではないか。

 以下、韓国の新聞から抜粋。

 空に綿雲が漂い、野には穀類が秋の収穫を待っている。
 ノーベル賞は人類知性の秋の収穫だ。
 来月2日、ノーベル生理学賞発表から約10日の間、ノーベル文学賞まで発表が続く。
 せっかくの長い国民の休日が再び胸の痛みに包まれるようだ。
 隣国日本の収穫が豊かだったら、私たちの心痛がより一層深くなることは明らかだ。

 なぜ私たちはそのようにノーベル賞、特にノーベル科学賞受賞を首を長くして待つのか。
 産業発展を越えて科学自体の発展に私たちが寄与したという根拠はどこにあるのか。
 根拠もない、空しい期待ならこれからどうすべきか。
 科学界だけでなく韓国知性の革新はどこで可能なのか。
 この問いは全面的な省察と改革を要求する。

 経済発展「速度」に関する限り、私たちがノーベル賞級だ。
 しかし、経済学者の分析によれば電子、鉄鋼、自動車、造船産業の全ては全面的に先進国の追撃(catch-up)を通じて成り立った。
 率直に言って芸術、人文社会科学まで含んで韓国知性の全部が「追撃」を通じてこれほど先進国と肩をならべることになった。

 源泉知識を創り出す科学者よりまねる論文を量産する科学者、新しい音律を創作する希代の作曲者よりモーツァルト、ベートーベンの曲を演奏する演奏者、まだ2000年前の孔子とプラトンを詠じる人文学者がさらに多い理由を深く考えなければならない。

 私たちが誇る教育の熱意ないし教育能力の優位もこれ以上主張することはできない。
 文盲率は急激に減っており、それによる高等教育への進学は幾何級数的に増加している。
 私たちの高卒は年50万人に過ぎないが、米国では毎年350万人そして中国では1000万人が大学修能試験を受験している。
 世界にある有数の大学や企業で中国やインド出身者とぶつかって競争しないわけにはいかない状況だ。
 確率的に言えば個人能力を何で評価しようがそれに焦点を置いた優秀人材の絶対数で米国、中国、インドに追いつくことはできない。

 それならどうすれば科学自体の発展にも最先道国家になり、ノーベル科学賞受賞を期待できるだろうか。
 答えは、今は政治的スローガンに転落した科学者の創造力推進だ。
 しかし、創造力は個人の持って生まれた力量、例えば記憶力とそれに基盤を置いた学習力とはほとんど関係ない。

 人間の思考構造を理解すれば新しいアイデアをいくらでも建設できるから創造力は本当に後天的に育成できる能力だ。
 何より研究者集団のチームワークが個人はもちろん集団全体の創造力極大化に非常に効果的である点に注目する必要がある。

 米国科学翰林院もチームワークの重要性を認知し、2015年チームサイエンス(Team Science)推進案に関する報告書を発行して注目された。
 しかし、不幸にも全世界の行動科学界はチームワーク「実現過程」に対する核心をのがしている。
 韓国科学技術翰林院は昨年一年、集中研究を通じてチームワークに基盤を置いた創意研究改革案を発表した。
 効果的に統合されたチームの力量が一人一人の力量を合わせたより数十、数百倍大きな成果を出す姿をよく組織化されたスポーツチーム、ベンチャー企業、社会組織などでたまに見ることができる。
 それなら私たちが米国、中国、インドと競争できる科学発展も研究チームのチームワーク実現を通した創造力極大化に求める他ないという結論に至る。

 もはやノーベル賞で痛む胸を克服する方法は明確だ。
 チームワーク科学を通じて研究チーム全体の創造力を引き上げ、そのために「遅さ」の科学を許容することだ。

 この目標に合うように研究者集団の自律性保障と研究成果より研究過程、すなわちチームワーク実現過程に対する評価制導入が必要だ。
 そのような側面から科学者個人別の能力評価に基盤を置いた競争に追い詰める各種大学の評価はノーベル賞の期待にとって毒薬だ。
 新政府に新しい政策が必要な理由がここにある。

 キム・ハクスDGISTコミュニケーション学客員教授

補足、感想など

 なにか、ピントのはずれたような---
 いや、韓国人の判断だから、何も言うことはないが--

 ただ、いつも思うのは、韓国人って、数万回の「繰り返し」に耐えることができるのか?
 そうだな。
 1980年代半ばに、高温超電導物質というものが発見され、発見者はすぐにノーベル賞をもらった。
 そして、1980年代後半には、世界各国で、新しい高温超電導物質の発見に躍起となった。

 時々、新しい物質の発見が記事となるのだが、安定していないために、すぐにダメになるらしい。
 結局、1990年代始めには下火となった。

 数万回の実験を繰り返しても、モノにはならない場合も多い。
 つまり、「先の見えない」「数万回の繰り返し」に韓国人って耐えることができるのか?

 愚直といえば、愚直。
 
 そこに韓国人は、科挙制度の影響を受けて、肉体労働を卑しむであろう。
 コイツ、科挙にも合格しないようなアホだから、肉体労働をしているのだ—てな蔑視をする。

 自分で身体を動かすのが嫌。先の見えないような数万回の繰り返しをする根気もない—ということであろう。
 増してや、漢字を捨てることで、ハングルだけでは、高度に複雑な概念を、他者に正確に伝えることができまい。
 自らの漢字放棄という選択で、非科学性・非合理性へ傾斜しているのだ。

 だから。
 韓国人には、ノーベル賞には「適性」がない。
 
 適性のないことに、拘ったところで無駄というものであろう。
 人間と同じで、民族としての得手不得手があるのだ。
 「民族としての得手」のところで、勝負をすればいいことだ。
 デマ、捏造、嫌がらせなんて、得意中の得意ではないか。そこで勝負するというのも民族としての生き残りを賭けた選択だ。



 

ドイツ総選挙。メルケルさんが4期目が確定

ヨーロッパは、第2の黑死病を患っている。
 狂気と思えるドイツのメルケルさんが4期目を確定させた。

 一体、ドイツ国民から、どう思われているのだろうか。
 ヨーロッパ諸国は黑死病を患い、ムスリム達から暴力という災難を降りかけられても、なお、メルケルさんが当選する意味とは一体なんであろうか。

 まず、当選の記事とその記事を読んでの書き込みをみてみよう。

 ドイツ総選挙において、政権与党が勝利を納め、メルケル首相の4期目が確定した。
 しかし、中道右派連立CDU/CSUの得票率は33%であり、1949年以来68年ぶりの低水準となった。
 また、第二党であるマルティン・シュルツ氏率いる中道左派・社会民主党も、戦後最低となる21%を記録している。
 一方、反移民・反EUを訴える「ドイツのための選択肢(AfD)」は、13%もの得票率を達成し、第三党に浮上、ドイツ連邦議会が保有する全630議席のうち、88議席を獲得した。

 ドイツにおける右派政党の議席獲得は、1949年以来68年ぶりである。
 ドイツ紙”Bild”は、AfDの躍進を”政治的激動である”と伝えた。
 AfD創設者のひとりであり、また、副議長も務めるアレクサンダー・ガウランド氏は、出口調査の発表後、次のように述べ、メルケル首相との対決姿勢を鮮明にした。
 ”我々は相手がメルケル首相であろうが、誰であろうが、この国を取り戻すまで全力で戦い続ける。”

1.さようならドイツ…

2.反白人主義集団を公言していた社会民主党は、激しく打ち負かされ…隠れた反白人主義集団であるメルケル率いるCDUも、1949年以来となる低得票率…さらには、反移民・反EUを掲げるAfDの大躍進…素晴らしいじゃないか!!!

3.>>2でも、メルケルの再選を止められなかった…残念だ…

4.ムスリム達が歓喜する声が聞こえる…ドイツ人は皆狂ってやがる…

5.>>4少なくとも、ドイツ国民のうち13%(AfDの得票率)は、まともな連中だ。

6.こんなグローバリストの婆さんを、4回も首相に選出するなんて…ドイツ人は自国を破壊したいのか?

7.吐きそう…

8.これまで選挙のために制限していた移民の受け入れも、これからまた、再開させることだろう…

9.ISISが祝宴を開いている様子が目に浮かぶ…

10.あれ?なんでメルケルはブルカを着用してないの?

11.力強く、知性があり、常に高みを目指す自由世界の女性リーダーが、新たな時代を切り開いた歴史的瞬間である!

12.彼女が勝ってくれて本当にうれしい!だけど、AfDの台頭は見逃せない…CDUの票をかなり取られちゃってる…AfDのような政党が第三党に躍進するなんて…恥だ!

13.>>12なにより怖い。

14.メルケルはドイツだけではなく、今や世界をまとめる女性となった。こんなこと、60年前には考えられなかったことだ…

15.私達アメリカ人にも、かつては、彼女のような思慮深き指導者(*オバマ前大統領のことだと思われる。)がいたのだが…

16.今の世界には、賢さと勇気を兼ね備えた、メルケルのような人物が必要とされている!

17.おめでとうメルケル!あなたのような素敵な政治家が世界中全ての国家に存在すればいいのに…いじめっ子トランプはいらない!

18.「緑の党」や「左翼党(the left )」との連携を模索して欲しい。AfDに対抗できうる、最も合理的な選択だ。

19.よかった…これで世界はもっと安定する…メルケルとマクロン(仏大統領)が協力して、米トランプとBrexitによって広がってしまった”ヨーロッパ国家間の大きな溝”を、埋めていって欲しい。

20.メルケルよ…あなたこそ、この難局を乗り切ることのできる唯一の指導者なのだ!

補足、感想など

 メルケルさんの支持率の回復には、「難民認定の厳格化」があるようだ。

 --ここから--

 ドイツでは、総選挙の投票が始まっています。
 多くの難民を受け入れたことで一時は支持率を大きく下げ続投も危ぶまれたメルケル首相ですが、世論調査では、4期目の再選が有力視されています。支持率回復の背景にはメルケル氏のもうひとつの顔がありました。

 ベルリンからは週1便、イラク行きの飛行機が飛んでいるのですが、乗客の中には難民の姿も見られます。
 ベルリンからイラクへと帰国する難民たち。聞こえてくるのは失望の声でした。
 「イラクがまだ危険なのは分かっているのですが、どうしようもないのです」(イラク難民)

 この2年半にドイツから帰国した移民・難民の数は11万人にのぼっていますが、その背景にはメルケル政権の様々な政策がありました。そのひとつが“難民認定の厳格化”です。

 「これが友達のベッドで、私が寝るのはこの上です」(アリ・ヘメンさん)
 アリ・ヘメンさんは2年前、内戦状態のイラクを脱出し、密航業者に130万円を払って1か月半かけてドイツに到着しました。しかし・・・。
 「ドイツに来れば人権も安全も守られ、地獄からパラダイスにいけると思っていたのに・・・」(アリ・ヘメンさん)
 難民認定は却下され、労働許可が下りないため仕事もできず、難民施設で暮らしています。
 ヘメンさんのように難民認定を却下されるイラク人は、去年、前の年に比べ10倍に増加しました。

 「私が望むのは、仕事をして他の人と同じように普通に暮らすことです。今となっては夢みたいな話ですけど」(アリ・ヘメンさん)
 帰国を決意した難民たちに対し、政府は、最大およそ25万円(=1900ユーロ)の“帰国支援金”と帰りの航空券を支給。
 さらに、早く帰国するほどその支給額が多くなる仕組みで、支援センターの相談窓口には多くの難民が訪れています。

 「多くの難民がドイツに来ればすぐに家も仕事も見つかると思い込んでいるのです。収容施設に入れられ難民申請の結果を延々と待たされるなんて考えもしないのです」(帰還支援センターのハネローレ・テルテさん)
 「経済大国としてドイツは難民問題に貢献していきます」(メルケル首相)

 多くの難民を受け入れ、ノーベル平和賞の候補にも名前があがったメルケル首相。状況に応じて、2つの顔を使い分けるしたたかさが長期政権を維持する強みといえそうです。

 --ここまで--

 ムスリム達は、ヨーロッパの福祉にただのりしているだけだ。
 ドイツでの難民への反対派である「ドイツのための選択肢」の記事をみよう。

 --ここから--

 「100万人の外国人がこの国の一部を奪った。異国の文化、異国の人の侵略からドイツを取り戻したい」。
 新興右翼政党「ドイツのための選択肢(AfD)」のガウラント副党首は投開票から一夜明けた25日、記者会見で力を込めた。
 「100万人」が、2015年からの難民危機でドイツが迎えた難民申請希望者を指すのは明らかだ。 「反難民」「反イスラム」を公言する党に12・6%、約590万の票が集まった。

 欧州最大の経済大国ドイツでは、好調な経済の陰で格差が広がっているとされる。
 持たざる者の不満は外国人や異文化に、そして既成2大政党の「大連立」に向かった。
 受け皿になったのがAfDだった。

 中でも、発展が遅れた旧東独での支持が厚い。
 東部ザクセン州での得票率は27%にのぼり、メルケル首相が率いる「キリスト教民主同盟(CDU)」を上回って第1党になった。

 --ここまで--

 なお、ドイツは経済的に絶好調の状況にある。その記事をご紹介したい。

 --ここから--

 ドイツのIFO経済研究所は7日、今年の同国経常黒字について、石油・天然ガスの輸入コスト増加を背景に縮小するものの、引き続き世界最大の規模になるとの見通しを示した。
 IFOは、2017年の独経常黒字が2850億ドルと、世界最大になるとの推計を示した。
 中国の経常黒字は約1900億ドル、日本は1700億ドルと推計した。

 IFOは「2017年のドイツの経常黒字は国内総生産(GDP)比7.9%と、前年の8.3%から縮小することが見込まれる」とし、エネルギー価格が縮小の背景だと説明した。
 欧州委員会は黒字額の上限をGDP比6%とするよう求めており、ドイツの黒字額はこの水準を再び上回る見通し。

 --ここまで--

 なお、ドイツ人は、自国の方向性に満足しているという調査結果も公表されている。

 --ここから--

  ベルテルスマン財団が6日に公表した調査で、ドイツ人は他の国の国民に比べ、自国の方向にはるかに満足しており、政治対立も二極化していないことが分かった。
 メルケル首相が24日の選挙で再選されるとの見方を強める根拠になるとみられている。

 調査では、自国が正しい方向に向かっていると考えていた回答者が全体の59%、家計が過去2年間で改善または現状維持されているとの回答は77%、自分の政治的立場は中道との回答が80%に上った。
 自身の政治的立場について、左派または極左との回答は13%、右派または極右との回答は7%にとどまった。

 これに対し、政治的な二極化が欧州主要国で最も顕著だったフランスでは、中道派との回答は51%、左派または極左との回答は24%、右派または極右との回答は25%だった。

 調査は7月、全EU加盟国の欧州人1万0755人に面接形式で実施された。

 --ここまで--

 最後にデンマークの首相が、同国の一部がムスリムに支配されたとコメント。それに対する書き込みをみてみよう。

 --ここから--

1.こういうことは、もっと早く言うべきだったと思うよ…まぁ…言ったら言ったで差別者扱いされるわけだけど…

2.>>1そのうち、ヨーロッパに住む人々は、欧州イスラム民と呼ばれるようになる。

3.全土がムスリムに支配された時、デンマーク人は誇りに思うといい…差別主義者にならなかったことを…(*皮肉)

4.自分で受け入れたんだから、自分で解決するべき。

5.さっさと追い出せばいいのに…

6.そんなに驚くべきことかね?想像できたことだろ?

7.軍隊を使って、奪われた土地を取り戻せ!

8.ムスリム達はこれまで何度も、ヨーロッパを支配・占拠すると公言していた…いまさら何を言っているのか…

9.それでも移民を受け入れ続けるんだから…どうしようもないよね…

10.侵略されていることを悟りながら、なぜ何も手立てを講じないのか?理解できないよ…

11.>>10イギリスでも同じことが起きてるけどね!

12.>>11まぁ…そうだけど…

13.>>12ミッドランズや、ランカシャー、及び、ヨークシャーの一部、ルートンに東ロンドン…酷いもんさ…でも、そうした現状を俺達イギリス人は受け入れている…

14.>>13一体イギリスはどうしちゃったの?

15.>>13トニー・ブレア元首相が、無国境主義を導入して以降、衰退し続けている…

16.こんなのヨーロッパ中に存在するさ…”No-Go-Zone”って呼ばれてるけどね…

17.今、移民に真っ向から対抗しているのは、イスラエルと東ヨーロッパ諸国くらい…他にある?

18.>>17日本もほとんど受け入れてないよ。

19.そういった地域は爆撃しちゃいなよ。

20.国の”一部”がムスリムによって支配されている……一部?

 --ここまで--

 繰り返したい。
 ヨーロッパ諸国は、第2の黑死病に侵されている。そして、回復不能なほどに---




2017年9月26日火曜日

偵察衛星なんて、自前しかありえない。韓国の発想がおかしい

自国の安全を守るためには、どうしても譲れないというか他者を頼めない部分がある。
 例えば、食料とかエネルギーなどだ。
 その昔、大豆が不作となった年がある。確か、日本がアメリカから輸入しようとすると、拒否されたのではなかったかな。
 食料確保こそ、エゴイズムの最たるものだ。

 同じく、安全を守るための偵察衛星なんて、その精度などを含めて、完全な国家機密だ。
 そもそも、どのようにして、衛星から地表を覗いているのだ? という根幹の部分さえ、今まで、公表されたことはない。
 いや、なあに。天体望遠鏡を衛星に乗っけているだけだよ—とか、巷の噂となっていたが、まぁ、そのあたりであろう。

 で。
 韓国が、その国家機密の最たるものである「偵察衛星」をレンタルしようという非常識なことを考えたという記事だ。
 予想通りに、各国から断られた。

 以下、新聞から抜粋。

 韓国では北の核・ミサイル開発に対抗し、防衛システム「キルチェーン」を構築し本土を防衛することとしていた。
 韓国版「キルチェーン」とは、北の核・ミサイル施設に先制攻撃をかけるプランで、ミサイル発射の兆候を偵察衛星で把握し、発射場所を先制攻撃するもの。

 韓国空軍の戦闘機KF-16の地上攻撃能力を向上させるなどの改造費も含まれる大規模な防衛計画だ。
 ところが、このキルチェーンの第一歩となる偵察衛星を、韓国は持っていなかった。

 中央日報などによると、韓国防衛事業庁は8月25日、レーダー搭載衛星4機と赤外線センサー搭載衛星1機の計5機の偵察衛星を21年から3年間で打ち上げ運用する計画を発表。
 しかし、この計画が完成する23年までの約6年間は、北のミサイル発射の兆候を探知する手立てがない。
 そこで韓国軍は偵察衛星の「レンタル」というアイデアを思いつき、諸外国に打診したのだ。

 その結果は、「貸し借りするという発想は最初から無理だった」。
 韓国軍が打診したイスラエル、ドイツ、フランスからは、いずれも「貸せない」という通知が9月11日までに届いたという。

補足、感想など

 当たり前であろう。
 冒頭でふれた。
 国家の安全を脅かすような国家機密を易々と外国に見せるわけがない。
 日本も34基くらいの偵察衛星を打ち上げたが、中身は殆ど、公表していない。
 精度が40センチくらい—てなことを公表していたが、ウソであろう。
 日本の光学メーカーは、世界一だ。
 それが、40センチなんてありえない。10センチとか、もしかしたら、5センチとか—充分にありえそうだ。

 かって、北朝鮮の金正日委員長は、自分が健在だと世界にアピールするために、一日一回は、外に出て、顔を上に向けて衛星に認識されるようにしていたという噂があった。

 また、衛星の軌道は、ある程度、コントロールできて、例えば、中国軍によるチベット民衆への殺戮があった事件では、同じ軌道を回るようにして、一日での撮影回数を増やしたとかいう噂もあったな。
 あぁ、衛星からの写真で、例えば、稲作等の出来具合を調べることができたはず。
 穀物相場を推定するためには、どうしても必要かつ重要な情報であろう。

 さほどに、安全に絡んで、微妙な問題を含んでいるのだ。
 
 だから。
 偵察衛星をレンタルする—という発想が、常識外れというか、まともな感覚ではない。
 非常識な人間は、世界から相手にされなくなるだけ。

 偵察衛星は、自国で開発して、自国で打ち上げたらどうだ?




日本の解散総選挙 → 日韓関係に影響


どこらに核心が。

 戦後70年以上も続いた「日本人弱体化工作」たる「戦後レジームの完全崩壊」を具現化する「選挙」だと言えば、当たっているかな。

 別の言葉でいえば、2013年に安倍内閣が登場した時、「日本を取り戻す」というスローガンであったが、日本の政治を、日本のマスコミを、日本の教育を、日本にいる「米軍の走狗たるevenki族工作員達」から、「取り戻す」--そういう「選挙」だということだろう。

 これが、今度の選挙の「大義」だ。
 やっと、ここまで来たか—という思いがする。
 やっと、日本にevenki族工作組織である朝日新聞、毎日新聞、東京新聞を「廃刊」に追い込むことができるところまできたか—と思う。まぁ、次は、nhk だが。

 具体的にいえば、日本のマスコミなどで「日本人貶め工作」に精勤し・跳梁跋扈していたevenki族工作員達に、「舞台から降りてもらおう」ということでもある。
 日本にいるevenki族工作員達が、舞台から強制的に降ろされると、当然、本家である韓国にも影響が及ぶ。

 以下、新聞から抜粋。

 北挑発で支持回復」 韓国、安倍首相の衆院解散表明で政治利用の批判も
 安倍首相の衆院解散表明について、韓国メディアは北朝鮮の相次ぐ挑発行動で支持率が回復したためと強調。

 ただ、解散で政治空白が生まれるとして「北朝鮮危機論と一致しておらず、国内政治に利用しているだけでは」との批判も。
 憲法改正の行方に注目するメディアも。

 ソウル新聞は社説で「解散を通して戦争を可能な国にする憲法改正への野望を本格化させる」と指摘、「韓日間の信頼回復はさらに遠くなった」とした。
 保守系紙の中央日報は、「自己保身解散などとの批判もある」とし「政権が維持された場合、強硬一辺倒の対北朝鮮政策を推進する可能性が高い」との見方を示した。

 KBSテレビは「北朝鮮の挑発の後ろで笑う安倍首相」とのリポートを放送。
 支持率回復は「国民の安全保障への関心がこれまでになく高まっているため」と分析した。(共同)

補足、感想など

 北朝鮮の暴発状態も、日本の戦後レジームの完全崩壊の影響を受けているのかもしれないな。
 これ以上、日本人を日本にいるevenki族工作員達の扇動・ミスリードでだまし続けることが不可能となったという状況判断にのっかっているのだろう。

 トランプさんの言動をみていると、やることはたった一つだ。
 北朝鮮が、核爆弾をアメリカまで届くロケットを開発する直前に、金委員長へ、「亡命したらどうだ」と頭にピストルを突きつける—ということだ。

 後は、長男の息子に北朝鮮の新委員長になってもらい、ロシアに後見を委ねる—という辺りではないのかな。
 中国の人民元の動きをみていると、6.6人民元/ドル というなにか、境界線と考えていた数字が、簡単に突破され、人民元安にふれている。
 為替に介入する、中国のドル資金が枯渇しつつあるのかもしれない。

 また、韓国は1010日には、中韓の通貨スワップが終了してしまう。
 中国も、アメリカも、当然、日本も韓国と通貨スワップを締結する気はない。

 東アジア周辺で、今、次のステップへ移行しようとする「大きなうねり」が迫っているようだ。