2015年2月6日金曜日

アジアの覇権国家「日本」の誕生 長谷川慶太郎著 2015年2月 感想。

▲この本、筆者にとって、どの部分がインパクトが大きかったか—と言うと。
 北朝鮮の崩壊が2015年の内(?)に起こるだろう—という長谷川さんの予測だ。
 そして、その崩壊の前に、北朝鮮にいる日本人を救助しなくてはならない—と安倍さんが焦っているというところだ。

 まず、なぜ北朝鮮が崩壊するか—という理由だが。
 従前、中国から無償で供与されていた原油、無煙炭、食料などが中国側の事情で停止されているからだ。

 北朝鮮では無煙炭から練炭を作って暖房に回す。
 一番寒い時には、マイナス15度にもなるため、凍死者がでる可能性もある。
 また、原油がストップしたことで、トラックが動かなくなり、物流がストップしてしまう。
 凍死、餓死するくらいなら、暴動をやるしかない---と。

 以下、少し、バラバラとなるが、筆者の気になったところを箇条書きとしたい。

・上の北朝鮮が崩壊したら---を踏まえて、崩壊前と崩壊後に分ける。

・北朝鮮の崩壊前に、北朝鮮にいる日本人を助け出さないと。
 行政機関などが混乱してしまうともう無理。

・助け出す日本人のことだが、先の大戦後、北朝鮮には朝鮮窒素肥料株式会社という日本人の会社があって、その日本人社員(約1300人)をそのまま抑留した。
 もう4世くらいまでいるらしい。(全体で5千人ちかくなるのでは--

 こんな話、筆者も聞くのが始めてだ。
 長谷川さんは、外務省の怠慢だ-とか書かれてあったが、そうではあるまい。
 外務省にも、朝鮮系の工作員がまぎれこんでいて、意図的に無視しつづけたものだろう。

 で、北朝鮮の崩壊前に、これらの人達も助けださなければならない—のだと。
 日本の政府専用機で、数回往復しなければなるまい。

 そして、この政府専用機の往復に、自衛隊の護衛をつけなければならないのだ。
 この護衛を日米の共同作戦でしなければならない--これを実行するための「集団的自衛権」だったと。

・北朝鮮の崩壊後。
 崩壊すれば、難民となった2千万人以上の人間が、韓国に流れ込んでくる。
 韓国はすぐにパンクするだろう。
 韓国には日本人が4万人いる → フェリーをチャーターして救出ということになるだろう。

・現在の原油安?の原因だが、アメリカがロシアを狙った攻撃だ—とされている。

・最近、日本にいる朝鮮系洗脳工作員達が盛んに安倍さんを攻撃しているが、上の「近未来の北朝鮮の崩壊?」を受けて、韓国・中国などから、日本から少しでもなにか(例えばコメとか、お金とか)を引き出すための陽動作戦とみれば当たっているか。