2013年9月5日木曜日

日本マクドナルド、原田社長の退任。

▲マクドナルドの原田社長が退任した。
 まぁ、当然であろう。むしろ、遅すぎだろう。

 それにしても。
 米資本の社長って、どうしてこんな人間ばかりがなるのだろうなぁ。
 ウオルマート系の西友の社長も原田社長のようなタイプだったな。

 上役の前では、いかにも「自信たっぷり」でしゃべるのだろうな。
 巧言令色 鮮きかな 仁—てな言葉をしらないのか。

 以下、新聞から抜粋。

●日本マクドナルド、原田社長退任の背景(後)~得意のマーケティングが不発

 この政権交代の裏には、マクドナルドの経営不振があることは明らか。
 2004年に 社長就任後、奇跡の業績回復を果たした原田氏の旗色が悪くなったきっかけを、 本記事では東日本大震災後の消費者行動の読み違えに見ている。
 震災の影響で落ち込んだ売上は戻らず、高価格バーガーは相次いで伸び悩み。
 低価格メニューで客数を伸ばし、高価格メニューへと誘導する原田メソッドが 効果を失ってしまった。
 さらに1211月には、価格戦略を転換。
 定番メニューの販促を行い、 低価格商品を削減するも、この戦略が裏目に出て、既存展売上高は1月に17%、2月に12%と2ケタペースで落ちていく……。

 そして、今年の春から100円バーガーを120円に値上げする一方、 100円台の商品を拡充するバリューピックスと名づけたキャンペーンを展開。
 さらに、 クォーターパウンダーシリーズが好調となり、客単価が7%上昇するも、客数は落ち込む一方。
 5月、6月と前年比プラス傾向にあった既存店売上高も、7月には再びマイナスに戻ってしまった。

 その結果、1316月期決算は売上高が前年同期比11%減の1297億円、 営業利益は40%減の70億円、純利益は35%減の45億円と散々な成績に終わった。


▲補足、感想など

 いつだったかな。
 今年の春だっけ。カウンターからメニューをなくしたのは。

 記事を読んで、カウンターから、メニューをなくす—という理由が筆者にはさっぱり分からなかつた。
 掲示板にその理由が書いてあった。
 曰く。
 カウンターからメニュ-をなくすと、上の方に書いてある料金表を見なければならない。
 年取ると見えづらい。また、後ろには、人が並んでいて気になる。
 そこで、割高でもセットメニューを頼むというのだ。

 それが「収入増」に繋がると。
 
 こうなんというか。収入を増やすためには、お客をバカにしてもいい—と考えているということだ。
 お客様のために—という発想が少しもない--ということに気付かされる。
 これが、アメリカ流の商法だ。
 これが、日本マグドナルドの商法というのだ。

 こう、日本人をバカにしている—と思わないか。
 こんなことを考えるのが、記事にある原田社長という人なのだ。<なんでも、これでアメリカのマグドナルドでは収入増となったというのだ。ならば、日本でも--と考えたものらしい>

 退任なのが、事実上のクビなのかは分からない。
 いずれにせよ、いなくなって、当然だと思わないか。