2013年9月19日木曜日

選ぶほうは「あほう」でも、選ばれる人は「立派」だ—か。

▲まぁ、政治家としては迂闊な発言だろうなぁ。
 かってなら、そのまま気づかずに流されていたところだろうなぁ。

 でも、いまはインターネットが普及して、あっという間に日本全国に伝わる。
 あぁ、政治家は自分の選挙民だけをみていればいいのか--
 全国でどう思われるか--は関係なかったか。

 まず、新聞から抜粋。

 自民党の脇雅史参院幹事長は18日、東京都内のホテルで開かれた会合のあいさつで 「政党が国会議員の候補をきっちり選べば、選ぶ人が『あほう』でも選ばれる人は立派だ」と述べた。

有権者を軽視する発言として反発を招きそうだ。

 同席した安倍晋三首相らが「ちょっと」と制止したため、 脇氏はその後に「『あほう』と言ってはいけないかもしれない」と弁明した。


▲補足、感想など

 確かに、選ぶ方が「あほう」なのだろうなぁ。


 だからこそ。
 2009年の夏に、民主党政権ができたのだ。


 だからこそ。
 このブログでふれた「国籍取得特例法案」なる気違い沙汰の売国法案を提出しようとする、河野太郎さん、大田誠一さん、原口一博さんなんて政治家が存在しているのだ。


 だからこそ。
 この発言した脇なんとかいう人が政治家になれたのだ。


 まったく、その通りだ。

 その通りだけれど、それを「発言」してしまうとなぁ。
 お客様は神様だ—ぐらいのことがいえないか。
 有権者は神様だ—ぐらいのことをいって、はじめて真っ当な政治家であろう。

 発言した脇さんという人がどんな政治家なのか筆者はしらない。
 安倍さんとか麻生さんのような「鉄板の支持基盤」があるのか。

 あぁ発言したから、5000票を失ったとか、こう発言したから1万票増えた筈とか—票計算ばかりしているのではないのか。その割には、プライドだけは高そうだけど。

 選ぶ人が「あほう」だから—という発言で、この人、10万票くらいの支持を失ったな。
 それは自業自得というものであろう。