2012年3月30日金曜日

なにもしない---という選択もあったはず。花王。

▲花王もロートもシンドそうだ。

 いや、それぞれの会社はなんの影響もない—とか言っているから、それはそれでべつにいいのだけどさぁ。

 ただなぁ、と筆者は思う。

 日本人なら、こういう事態に陥った時とうするだろうか。

 完全に無視する—という手を使うのではあるまいか。なんの反応も対応もしない—という。

 別に裏で工作する必要もないし、あえて、火に油を注ぐような真似をする必要もあるまいに。

 このあたりに、「朝鮮系の人間」と「日本人」との思考・発想に差があるような気がする。

 以下、掲示板の書き込みから抜粋。

 今現在行われている不買運動潰しのネット工作は、花王にとってマイナスに働いても、プラスには働いてはいません。

 なぜかというと、この不買運動は、工作をくり返し、継続してさえいれば、いついつまでに消えてなくなるという性質のものではなく、花王がフジテレビのCMを降りるまで決して止むことがないものだからです。

 電通に頼めば、従来のメディアにおいては、自身に不都合な情報を封殺することができても、ネット上を流れる個々人が発信する情報は封殺することはできません。

 やるとすればネットそのものを封殺することになりますが、今の日本ではそれはできません。

 それで仕方なくネットでの工作活動に明け暮れることになる訳ですが、不買運動を潰すために採られる悪質で陰湿なやり方がスレ上に披露され、初めて そのスレを覗いた人たちでさえも、その汚いやり口に憤慨して、不買の意志を持つに至ることになっています。

 こうやって、いつまでも止むことなく花王の醜悪な姿・イメージが多くの人々の間に拡散され、それと同時に工作活動自体が不買者を増やすことに資することになってしまっています。

 こうやって見ると、これほど愚かで哀れなこともありません。

▲補足、感想など

 --これほど愚かで哀れなこともありません。--か。

 まぁ、そのとおりだろうなぁ。

 冒頭でふれたように、完全に無視して、自分の仕事に対して地道に働けばいいことだ。日本人なら、多分、そういう選択をする。

 ところが、どうしても朝鮮系・韓国系の人間は、裏工作をせずにはおられないのだな。
 たぶん、メンツとかいう問題に直接、関わっているのだろうな。朝鮮民族としての宿痾(しゅくあ)とでもいうべきか。

 --ここから--

 名前:世界市民 2012/03/29(木)

 お前らに少しでも人の心が残ってるなら
 朝鮮学校無償化を支持しろ、在日や同和ために活動しろ、寄付しろ
 民主党を支持しろ、TPP参加を支持しろ、サッカーを応援しろ
 朝日新聞を読め、携帯はソフトバンクにしろ
 それが社会貢献だ、そうすれば日本は良くなる

 --ここまで—

 こんな言葉をインターネット上に投げつける。<ついでながら、こういう言葉は永久に残るのだぞ>

 まぁ、いい。

 インターネットを覗く人間は、これから増える一方だろう。

 自分で自分の首をしめているようなものだ。

 「哀れで愚かしいこと」を継続し続ければどうなるか—近い将来に、花王という会社等も身をもって分かるだろう。

2012年3月29日木曜日

1年8ヶ月ぶりに死刑が執行された。

▲法相が交替して、2年近くぶりに死刑が執行された。

 当たり前のことだと筆者は思う。

 そもそも、死刑執行について、法相のところでグダグタ逡巡するような問題か—と思う。

 死刑執行に署名もできない人間を、法相に選ぶこと自体が間違いなのだ。

 もし、死刑という制度自体を廃止するというのならば、法律を変更しなければなるまい。

 では、国民の大多数が「死刑制度の廃止」ということを賛成するのか。

 この世の中には、とても人間とは思えないような行動にでる「人非人」がいる。

 そういう人達には、死刑という罰はやむをえないものであろう。

 以下、新聞から抜粋。

 関係者によると、死刑が執行されたのは、

 山口県下関市のJR下関駅で平成11年、15人を死傷させた上部康明死刑囚

 ▽横浜市で14年、元妻の両親ら3人を殺害した古沢友幸死刑囚

 ▽宮崎県で13年、女性2人を殺害し現金を奪った松田康敏死刑囚

-の3人。

▲補足、感想など

 日本の首相は、アメリカ、イギリス、中国などのトップより、表情が緩いのだとか聞いたことがある。

 その理由は、背中に負うている「職責の重さの差」なのだとか。

 アメリカの大統領ならば、イラク紛争でみるごとく自分の判断一つで他国へ攻め入り、何万人もの自国の若者を死に追いやることになるかもしれない。

 その責めを一人でじっと耐えなければならない----その「職責の重さ」が、表情に「厳しさ」を押し当てているのだ。

 対して、日本の首相は、負うべき「職責の重さ」が他国より軽いのだろう。それゆえ、「のほほん」という表情になるのだとか。

 いや、話がそれた。

 法務大臣というものは、日本の法制度というものを体現する職責を負うている。

 それは人間が人間を「死」に追いやることの決断の重さは分かる。

 しかし、それはアメリカ大統領が核のボタンをもっていることと同じだ。

 前の江田さんは、職責<<<個人の感情 という人だった。

 う~ん、職責より個人の感情が優先するなど—と。ならば法相に任命されることを拒否せよ。

 日本人の大多数が、「死刑制度の廃止」という選択をしない限り、法相とは、死刑を執行するという「職責」を担い続け、その決断の重さに耐えることができる人間でなければならない。

 日本の内閣で、アメリカ大統領の背負っている「責任の重さ」という感覚がもっとも理解できるのは、法務大臣かもしれない。

2012年3月28日水曜日

中国で天安門事件についての検索が可能に。

▲中国のインターネットで「天安門」の検索が可能になったそうな。

 さぁ、これはなぁ—と筆者は思う。

 1960年代始め頃かなぁ、中国の共産党主導で「百花斉放」とか言われて、自由に意見を言え—とかいう運動がなされたことがある。

 ところが、これがとんでもない食わせ物で、一種の「反逆者発見装置」となってしまった。

 自由に言いたいことを言った人間が、どんどん姿を消していった。

 上のインターネットでの「天安門事件の検索」って、「反逆者発見装置」そのものだろう。

 「天安門」とキーワードを書きこんで検索すれば、検索した個人が特定できる—仕組みに多分なっている。

 クワバラ、クワバラ—こんな「ひっかけ」にカンタンに、乗っかると痛い目にあうぞ。

 以下、新聞から抜粋。

 2012年3月26日、香港紙は、1989年6月4日に起きた「天安門事件」に対する 当局の検閲が緩められているようだと報じた。

 中国の温家宝首相が 事件の再評価を非公式に提案したとも伝えられている。

 民主化を求めて天安門広場に集結した大学生らを人民解放軍が武力鎮圧した天安門事件に対する中国政府の見解は「反革命暴乱」。

 事件後、中国のインターネット上で 関連用語や画像を検索しても、検閲にひっかかり表示されることはなかった。

 ところが、24日に米ボイス・オブ・アメリカ(VOA)の記者が試しに「六四天安門事件」で検索してみると、 中国の検索サイト「百度(Baidu)」で関連画像がヒット。

 学生らに寛大な姿勢を示し、失脚した 趙紫陽元総書記を追悼する「記念館」がネット上にいくつも開設され、 趙氏を称賛する書き込みが溢れているが、これも黙認状態のようだ。

 こうした変化について、北京の学者、張耀傑氏は 「中国政府が故意に検閲を緩め、民意を試しているのかもしれない」と指摘。

 秋の中国共産党第18回全国代表大会(十八大)後に「政治改革」が本格化するとの見方が 広まっていることから、「まずはこの最大のタブーから着手しようとしているのでは」との考えを示した。

▲補足、感想など

 先日、日本の裁判において、以下のような質問がなされた。

 「あなたは、◇◇月××日に、インターネットで、<衣服についた血液の落とし方>というキーワードで検索しましたね」と検察側が被告に質問する。

 昨年、金沢で起こったカメラマンが主婦を殺害したという事件の裁判でのことだ。

 えっ、キーワードまでサーバーに記録されているのか。

 グーグルクロームというソフトを使って、インターネットを使っている人の場合、キーワードとか時間までが全て記録されている。

 ここまでソフトが発達していることを考えると、上掲の記事の「検閲が緩められている」とかいう文言がいかにも「ひっかけ」ぽく聞こえないか。

 おそらく、これはインターネットを使っての「百花斉放」と考えるのが順当であろう。

 相手は、あの中国共産党だ。

 ひっかかるまい。ひっかかるまい。クワバラ。クワバラ。

2012年3月27日火曜日

人生の選択ということ。

▲元大リーガーの松井選手という人間をみていると、「人生の選択」ということを考えてしまう。

 恐らく、松井というプレーヤーが考えている・いたことはたった一つだ。

 アメリカ・大リーグで、「ホームランバッターでありたい」ということだ。

 そのために、体重を増やした。

 しかし、その体重でプレイするためには、アジア系の人間の骨格、靭帯等の強さが足らないのだ。

 結局、もっとも負担がかかる膝をやられ、プレイできる時間を短くした。

 体重が元のままであれば、アメリカでは中距離ヒッターであろう。

 「ホームランバッターでありたい」という夢は、自分の選手人生を短くする「自分自身を痛めつける夢」でもあったのだ。

 この一連のことは松井という人もよく分かっていて、覚悟していたことだ。

 だから、覚悟の中味は、 ホームランバッターでありたい >> 選手として活躍できる期間の短かさ ということ。

 筆者が上でふれた「選択」とはそういう意味だ。

 以下、新聞から抜粋。

 「カーン……カーン……」     

 バッティングケージ内に響き渡る、バットがボールをとらえる音。

 打球がバッティング投手を保護するためのネットの金属枠を直撃する。

 「キーン」という長く鋭い金属音がその場全体の空気を、揺さぶる。       

 時折、大きく息をし、呼吸を整え、バットを構える。

 そこから一気に振り下ろし再びバットを上げる。

 3月も残すところあと1週間あまりとなった。

 温暖な地で行われているアメリカ大リーグ各球団のスプリングトレーニングが佳境を迎えつつあるこの時期、まだ寒の残るニューヨークで独り、 黙々と自主トレに励んでいる野球選手がいる。

 松井秀喜選手である。

 2月に渡米、そのすぐ翌日から現地での自主トレを始め1ヶ月が経った。

 その間300スイングをこえる打ち込みを行う日々を重ね、来るべき「その時」のために、トレーニングを欠かさずにきた。

 しかし。

 「その時」はまだ、来ていない。

 日本でのプロ生活をあわせると今季はちょうどプロ生活20年目となる。

 節目の年に松井選手は、みずからの野球選手としての存在のかかった正念場を迎えている。

 「現実を受け入れるしかない……現状を受け入れながらも、日々準備というか練習をしていくしかない。」
「まだプレイをするという意思がある以上は練習しかない……ただプレイしたい、

 まだプレイしたいって、それだけ」

 昨年のオフシーズン、これからの野球人生について松井選手はこう語った。

 「野球が好きだし、野球で今までずっとここまで来たわけですから……ということはやっぱり野球で結果を出して自分自身を証明する以外ないです」

 「みずからの真骨頂を見せるために」   

 「けがをする前よりもっとよい選手となるために」                 

 お日様の姿さえ見えない室内ケージ。   

 300球を超えてもなお変わらずに響く、まだまだプレイしたいという心の声。

▲補足、感想など

 失礼ながら—と筆者は思う。

 松井という選手が、大リーグで選手を続けることはもう無理であろう。

 野茂なんてどうしていたろう。それこそ、アチコチでやっていた—という記憶がある。彼もとうとう現役が続けられる限り、外国にいた。

 松井という選手もおそらく、現役が続けられるかぎり、外国でプレイするのではあるまいか。

 冒頭でふれたように「ホームランバッター」でありつづけたいという「夢」が、自分の現役でおられる時間を短くするものだとしても、

 自分の「人生の選択」であり、その「選択」に対して潔くありたい—と考えているのであろう。

2012年3月25日日曜日

当分、エネルギー源は、原発に頼る以外にない。

▲脱原発とか、軽々にしゃべる人間がいて、筆者は不快に感ずる。

 なぜ、不快かというと、議論が薄っぺらで、感情だけが先走って合理性に欠けるからだ。

 原発を廃止する---って、いいさ。

 ならば、どこからエネルギーをもってくるのか。それを説明してみよ。

 その説明もできなくて、なにが「脱原発」か。

 筆者と同じことを麻生さんがしゃべっている。

 以下、新聞から抜粋。

 第90代、第92代の内閣総理大臣 をつとめた安倍晋三、麻生太郎の両氏は、「今の民主党は政権党の体をなしていない」と怒り心頭だ。

 政治ジャーナリストの藤本順一氏が司会を務めた対談では、原発の再稼働についても言及。

 ――原発の再稼働についてはどう考えるか。

 安倍:勇気を持って、動かすことのできる原子力発電所については稼働するという決断が求められている と思います。

 今後、イランに対する制裁がより厳しくなれば、日本は1割近い原油輸入先を失うと同時に、 原油価格はさらに上がる。

 万が一ホルムズ海峡の航行がうまくいかなくなれば、原油輸入量の9割近くが 影響を受けます。

 今、日本はガスも国際価格より高く買わなければならないのが現状です。

 立場を強くするためにも 代替エネルギーを増やしていくことが必要ですが、再生可能エネルギーはまだまだ時間がかかる。

 まずは現実的なエネルギーである原発を再稼働させていくことです。


 麻生:太陽光とか風力とかいった話ばかりするけど、太陽光発電の稼働率って10数%ですよ。

 風力発電に しても、あの巨大な風車の耐用年数はどれくらいなのか。

 しかも、海上での補修は容易ではない。

 やっぱり現実を見れば原子力発電にも頼るしかない。

 発送電分離とか東電の国有化というのも、そう簡単 じゃない。

 アメリカは発送電分離して大規模停電が増えた。

 もっと現実の話をしないと。

▲補足、感想など

 麻生さん、安倍さんの説明は、的を得ている。

 再生可能エネルギーとか、なにかアイマイな言葉にだまされるな。

 今こそ、原発に頼るしかない—ということを国の首脳は明確にしゃべるべきだ。

 民主党の議員は、自分が票を失うことを恐れて、本質の部分に切り込む勇気がないのだな。

 このあたり、民主党が過去、政権政党であったことがないことによる経験不足だろう。

 野田さんも、消費税の増税に「命をかける」ぐらいなら、むしろ「今は、原発しか選択肢はないのだ」とそれこそ、命でも自分の政治生命でも掛けて国民に向かって説明せよ。

運用を他人に任せた以上、自己責任だ。文句があるなら自分で運用せよ。

▲年金が消滅したから、国でなんとか—という話を聞くと、カッとなる。

 責任というものをどう考えているのか。

 個人で自分のお金を株式で運用していて、失敗したから、国で負担してくれ—ということと同じであろう。

 どこの世界に、こんなバカバカしいというかムシのいい話があるか。

 そんなもの、自己責任だ。

 そもそも、自分で運用するだけの能力がないから、他人に任せるのだろう。

 ならば、任せる業者の選択にこそ、責任があろう。

 自分の能力不足を棚に上げて、損したからといって文句を言うなよ。

 自分の業者選択のミスではないか。

 以下、新聞から抜粋。

aIJの問題がより深刻なのは、運用を委託していたのが複数の中小企業で作る厚生年金基金が大半だったことだ。

厚年基金は国の代わりに厚生年金の一部を運用している。

厚生年金は減額不可だが、基金が破綻すれば財政に穴が開く。

政府は表向き「自己責任」を強調しつつ、全サラリーマンが払う保険料で穴埋めすることを模索している。

自民党の会合では、各基金の代表から「自助努力では無理」と、政府の支援を求める声が相次いだ。

神奈川県印刷工業厚年基金の高野正行常務理事は「加入員や受給者の生活がかかっている」と訴え、 栃木県建設業厚年基金の黒須公一常務理事は「国の管理・監督の甘さが被害拡大の一因だ」と述べた。

中小企業が寄り合う総合型基金の場合、1社が倒産すると残った企業が代行割れ分を連帯責任で穴埋めせねばならず、 連鎖倒産につながりかねない。

そこで検討されているのが、厚生年金加入者全員で痛みを分かちあう案だ。

厚生年金には114兆円の積立金がある。

代行部分の「穴」は7000億円強とみられ「これだけなら財政的影響は小さい」(厚労省幹部)という。
ただ、「損した時だけ支援というのでは理解を得られない」との声も強い。

米系コンサルティング会社、タワーズワトソンの大海太郎取締役は「年金の穴埋めは自己責任だ。
中小企業対策や経済振興策で対応すべきだ」と指摘する。

企業年金がない会社員も多いのに全サラリーマンにツケを回す案への反発は必至で、 厚労省の栄畑潤年金局長は23日の参院予算委員会で「企業が穴埋めするのが基本」と強調した。

それでも放置すれば基金の財政は一層悪化しかねない。

民主党の企業年金に詳しい議員の間では「今は世論の動向を踏まえ『救済は無理』と言うにしても、 いずれ政治判断が不可欠になる」との考えが主流となっている。

国民感情を和らげる落としどころの案として浮上しているのが、公務員らも支援する側に回す案だ。

公務員や私学教員は共済年金だが、政府は共済年金を13年10月に廃止し、厚生年金に一元化する方針。

積立金は別運用となるものの、共済の積立金も基金の救済財源に充てる腹で、民主党の関係議員は「役人にも責任を取ってもらう」と明言する。

AIJの運用損失が1092億円まで膨らみ、顧客に返還できる資産が81億円しか残っていないことが分かり、 年金資産の運用を委託していた厚生年金基金は「資産はほとんど戻らないのでは」(甲信越の厚年基金幹部)と動揺。

加入企業は損失穴埋めで経営難に陥る事態も想定される。

AIJに対しては、92基金と2法人が1458億円の資産運用を委託。

運用損失や手数料などを除くと、資産は20分の1近くまで目減りした。

金融庁は23日、AIJと傘下のアイティーエム証券に資産の保全を命じた上で、AIJの浅川和彦社長らを、 厚年基金などから委託を受けた弁護士に引き合わせ、顧客への資産返還に向けた協議を開始させた。
ただ、返還作業は難航しそうだ。

▲補足、感想など

 だから、業者の選択ミスを税金の補填という形で、他者が負担しなければならないか—ということだ。

 自己責任ではないか。

 年金の額が少なかろうがどうであろうが、他人に委託した以上は、それで我慢すべきだ。

 他者に任すことができないなら、自分で自分の能力で運用すればいいことだ。

 自分の失敗を他者に責任転嫁するな。

維新の会、300人擁立、200人の議席獲得か。

▲次の衆議院選の行方が一層分からなくなった。

 橋下さんが率いる維新の会は、200議席を狙うのだとか。

 むむ、もしかして—と考えるところで、もう、橋下さんの術中にはまり込んでいるのだろうなあ。

 以下、新聞から抜粋。

 橋下徹大阪市長が代表を務める大阪維新の会は、全国から二千人を超える受講生を集め「維新政治塾」を発足、大阪市内で開講式を開いた。

 あいさつで橋下氏は「今の日本は危機的な状況だ。国の形を本気で変えるため、大勝負しないといけない」と述べ衆院解散に備える考えを示した。

 政治塾は次期衆院選を見据えた候補者養成機関の位置付けで、国政進出に向け本格的な一歩を踏み出した。

 既成政党不信の受け皿になりつつある維新の会に対し、各党とも警戒感を強めるのは必至。

 選挙協力を視野に入れた連携の模索や、政策的な対立など駆け引きが一層激化しそうだ。

 橋下氏は、衆院解散時期をにらみながら最終的に四百人程度の「塾生」を選抜。

 「三百人擁立、二百議席獲得」を目標に掲げる意向だ。

▲補足、感想など

 次期、衆議院選で民主党が大敗することは確実だ。

 民主党の一年生議員なぞ、ついでにルーピー鳩山さんまで殆ど落選することは確実だろう。

 その開いた議席をどこが埋めるのか。

 自民党は、谷垣さんではまず勝てない。また、民主党との話し合い解散ということもありえない。

 <まぁ、ついでながら、中国のバブル崩壊は、ハードランディング以外にありえない—ということに似ている。欲望と欲望がぶっつかったとき、話し合いで解決するわけがあるまい>

 いや、話がとんでもないところへ。

 要するに民主党の大敗によって、200ぐらいのぽっかり開いた穴ができるということだ。

 その穴を維新の会で埋めようというのが橋下さんの目論見だ。

 可能性はないとも言えない。

 この小選挙区制は、過激に右に左に振れる。小選挙区制のもつ特徴と言えそうだ。

 3年前の衆議員選をみていたらよく分かるはずだ。

 民主党という政党は自分達の脆弱性がよく分かっている。

 消費税がどうのこうの—なんて、ましてや、「命をかける」など、大時代な陳腐なセリフを言って、国民の心に届くと思うのか。

 これは、自民党では「谷垣おろし」が、民主党では、「本当に消費税をあげるかどうか」という論議が一層激しくなるなぁ。

2012年3月24日土曜日

辞める、辞める詐欺か。大阪府教育委員長。

▲なにか問題があるたびに、辞める、辞めると言い続け、結局は、居座り続けるこの教育委員長って一体なにものなのだろう。

 生野区、医者—ふ~ん、帰化人ぽいなぁ。

 別に、大阪に人材がいないわけではない。

 とうぞ、さっさと辞めてください。

 以下、新聞から抜粋。

 大阪府教委の生野照子委員長(68)が、23日午後の府議会で教育基本2条例案が可決された後、辞任することを検討していることがわかった。

 周囲に相談しているという。

 生野委員長はこれまで、教育への政治関与を打ち出した同条例案の修正協議を巡って、松井一郎知事らと度々対立しており、責任を取るためとみられる。

 生野氏は心療内科医で、2002年10月に府教育委員に就任し、07年5月から委員長。

 関係者は「生野氏から『辞任を考えている』と相談を受けた」と話した。

 2条例案は、教育委員会の専権事項とされてきた「教育目標の設定」について、知事が教委と協議して決定し、協議が調わなくても知事が議会に提案できると規定している。

▲補足、感想など

 大阪市長選の前に、橋下さんが当選すれば辞める—とか言っていなかったか。この人。

 どうして、こんなに委員長の椅子にこだわるのだろう。

 韓国・北朝鮮系の在日にとつて、不利になるような制度とかできるのを内部から防ごう—てか。

 辞める、辞めるとかいっていれば、周囲から慰留されると思っているのか。

 こういう人は、大阪府の教育委員長として不適であろう。

 とうぞ、どうぞ、速やかに辞任してください。

2012年3月23日金曜日

大川小学校の校長が退職へ。

▲昨年の大震災の際、先生方、児童に多くの被害を出した大川小学校の校長先生が退職する。

 直接の責任はないとはいうものの、校長先生という立場上、止むをえないものだろう。

 せめて、裏山へ登る階段でも設置してあれば---という子供を亡くした親達からの「怨嗟」の声に耐えられなかったともいえそうだ。

 以下、新聞から抜粋。

 東日本大震災の津波で児童74人、教職員10人が死亡・行方不明になった宮城県石巻市立大川小学校の柏葉照幸校長(58)が31日、依願退職する。

 県 教委が23日、教員人事の発表に合わせて明らかにした。

 8日付で退職願を提 出し県教委が受理した。

 柏葉校長は震災発生時、娘の卒業式のため石巻市外にいた。

 今月18日、遺族 との話し合いで訓練の不備などを指摘され、「危機管理意識が低かった」と謝 罪した。

 県教委によると、遺族らが求める震災発生時の避難対応などの検証に は「退職後も必要な協力はする」と話しているという。


▲補足、感想など

 三陸地方の言い伝えである「津波てんでんこ」というのは、各自が判断しててんでばらばらに逃げろ—という意味だ。

 そして、助けられず亡くなった方も、助かった人間を恨まない—ということ意味した昔からの伝承だ。

 でもなぁ、と思う。

 確かに理性では分かる。

 しかし、感情の部分でどうしても納得できないのだろうなぁ。

 すぐ側<そば>にあるあの裏山をよじのぼっていたら先生方も生徒達も助かったはずだのに—という思いがどうしても心の奥底で熾き火のようになっているのだろう。

 津波対策というなら、裏山を登る階段を設置するのが第一だったはずだ—と。

 こういう児童達の親の思いも分かってあげるしかない。

 大震災当時の責任者たる校長先生が、「責任」をとった形にすることで、親達の気が多少でも抑えることができるのなら—と、柏葉校長先生が決心したものだろう。

 柏葉先生の真っ当な判断であろう—と思える。

2012年3月22日木曜日

慰安婦問題など存在しない。ミサイル問題などどうでもいい。

▲そもそも、慰安婦問題など存在しない。

 村山さんのとき、なにかしら譲歩して、アジア女性基金なるものでお金を払った。

 これですべての問題が解決した。

 だから、もともと存在しない上に、お金まで払って、屋上屋を重ねる—う~ん、適切な表現でもないが、そんな感じで、「すべて解決済」だ。

 韓国の大統領がなにを言おうと、「解決済み」をくりかえせ。

 以下、新聞から抜粋。

 韓国の李明博大統領は、大統領府で朝日新聞などと会見した。

 李大統領は北朝鮮が衛星の打ち上げとしてミサイル発射を予告した問題に関連し、 制限されている韓国の弾道ミサイルの射程を延ばす方向で米国と協議に入っていることを明らかにした。

 旧日本軍慰安婦問題では、「法律問題より人道的な問題として解決すべきだ」と述べた。

 日韓の間では 元慰安婦が賠償などの請求権を持つかどうか法的な解釈に違いがあるが、こうした違いにこだわらず、 人道的見地での解決を日本側に呼びかけたものだ。

 ソウルで今月26、27の両日、核保安サミットが開催されるのを前に、朝日新聞のほか韓国の東亜日報など 6社と共同会見し、書面でも回答を寄せた。

 韓国の弾道ミサイルは、「米韓ミサイル指針」により、射程が300キロに制限されている。
だが、北朝鮮は 射程300~500キロのスカッドに加え、同1300キロのノドンを実戦配備。

 長距離弾道ミサイルの発射も 繰り返している。

 このため、韓国で射程制限の緩和を求める声が出ていた。

 李大統領は「北の核攻撃やミサイルの脅威に備えるため、米との共同戦略上、適切な射程に延ばす 協議をしている。

 近い将来、一致できるだろう」と語った。

 具体的な射程には言及しなかったが、 「北のミサイルは(韓国南部の)済州島まで来る」とし、北朝鮮の大部分に届く距離が必要との認識を示した。

 慰安婦問題では韓国憲法裁判所が昨年、個人請求権の問題を韓国政府が解決しようとしないのは 「不作為で違憲」としたことを受け、韓国が日本に協議を呼びかけているが、日本側は「請求権問題は 解決済み」として応じていない。

 李大統領は、日本政府の立場の根拠になっている1965年の日韓請求権協定の締結時には 「慰安婦問題は明らかになっていなかった」としつつ、元慰安婦らの人道支援を最優先にすべきだとの 認識を初めて示した。

「法的な問題に発展しないかと考えているようだが、それは自らを 縛ることだ。勇気ある決断をすべきだ」とも述べた。

▲補足、感想など

 朝日新聞か。

 韓国大統領と、韓国・北朝鮮系の帰化人の新聞記者との組み合わせか。

 どれほどの「腹黒同士の組みあわせ」が分かるではないか。

 そもそも、朝日新聞はもう新聞単体では生き残れるような状況にあるまい。<もう赤報隊などという事件は発生することはないな。
 ここまで朝日新聞の信頼性が失われて、誰が新聞記者を攻撃しようとするか。
 この頃、電車の中で朝日新聞を読んでいる人をみるとギョとするものなぁ>

 公称800万部だっけ。実態は半分ぐらいだろうとか数年前にウワサがあった。もう、そろそろ3分の1くらいではないのか。

 毎日新聞ももう土俵の徳俵に足がかかっている状況が続いている。

 テレビでは、毎日新聞記者とか論説委員とかの名称で出ているが、倒産寸前ながら虚勢を張って、偉そうにしゃべっているぐらいに見る方が正しかろう。

 いやいや、話がどこかへ行った。

 北朝鮮のミサイル問題などどうでもいい。日本の領域に入れば撃ち落とせばいいだけのことだ。

 こんな「子供だまし」の騒動に対して、まともに相手をする必要もない。

 また、慰安婦の件については、すべて解決済だ。

 そもそも、法律的な問題でもないし、人道的な問題でもない。

 これ以上、韓国がアレコレ言うなら、韓国への日本人観光客が減少するだろうし、でっちあげの韓流ブームも更に目に見えて冷却するだろう。

 また、韓国人が日本の不動産を購入することに対しても制限する—とかの対抗策を日本人は自ずからとるようになるだろう。

 余計なことだけど、こういうニュースをみていると、次の大きな選挙(衆議院選かなぁ)が待ち遠しくて堪らないなぁ。

2012年3月20日火曜日

亀井さんは、できる人なのだけれどもなぁ。

▲亀井さんって、実力のある人なのだがなぁ。

 どこかどんでもない思い違いをする人なんだよね。

 この人、郵政問題の時、小泉さんが衆議院の解散を決断する—と予測・判断できなかった。

 郵政問題で反対すれば、小泉さんが辞任するだろうと予想して祝杯をあげたのだっけ。

 自分を基準として他者を判断するものだから、どこか、トンチンカンな判断となる。

 今、橋下さんを先頭にして、政治家の働き場所というものが変化している。

 その部分を亀井さんは理解していないようだ。

 亀井さんが大言壮語するほと、新党の結成がうまくいくとも思えない。

 石原、亀井—とか、1970年代の青嵐会の時代とは違うのだぞ。

 以下、新聞から抜粋。

、自民党が「話し合い解散」を条件に賛成するなんてあり得ない、 消費増税に賛成して選挙したら負けるのが目に見えているんだから。

 民主党内の反増税派も どんどん増えている。

 この前、岡田(克也)副総理が来たから、「法案を提出したら野田(佳彦首相)と地獄に落ちるぞ。

 同行2人で死出の旅に出るんだな」っていってやった。

 去年(10~11月)の為替介入で安住財務相が 10兆円をドブに捨てただろ。

 消費税5%分なんてその程度だよ。

 そのために庶民を苦しめるなんて、 小泉政権以上の弱者切り捨てだ。

 民主党の幹部たちは真面目だけど、間違った理論に囚われて 突っ走っている。
「連合赤軍」と同じなんだ。

 財務省に騙されてるんだよ。

 俺は勝に面と向かって、「幕末の勝は国を救ったが、 平成の勝は国を滅ぼす」といったんだ。

 昨日(3月13日)は総理と会ったからいったんだよ。

 「あんたな、桜の咲く頃には永田町の景色は ガラッと変わるぞ」と。

 新党ができるからさ。

 「そうしたら民主党からもこっちに来るぞ。 ポン引きなんてする必要ない」といったら、黙って酒を飲んでいたな。

 大阪の橋下、愛知の大村、東京の石原と、地方の力が確実に国政を変えつつある。

 そこに中央の 我々が加わるんだ。

 もちろん、小沢一郎も国家にとって必要な人材だ。

 秋までには確実に選挙になるが、民主は100議席そこそこ、自民も140~150にしかならないだろう。

 俺の構想する新勢力は、それ以上は取る。

 そうしたら第一党だから、新党の党首が次の総理と いうことになるだろう。

▲補足、感想など

 橋下さんが、橋下版船中八策—を出して以来、政治家というものの意味合いが変わったようだ。

 マニフェストなどというなにか「ゆびきりげんまん」遊びが意味をなさなくなった。

 消費税をなんとか%にあげる—などという議論さえ、古めかしくなった。

 これからは、「新構想」を提示できるかどうか—で競いあう時代だ。

 そういえば、大阪市長選の前に、平松さんが橋下さんとの討論会を拒否した—ということがあった。

 これなど、上の意味を考えればよく分かるではないか。

 橋下さんには、「大阪都」構想なる武器があった。対して、平松さんにはこれに対抗できる「武器」をもっていなかったためだろう。

 こう考えたとき、亀井さんの武器はなんなのか。

 亀井さん、石原さんに、新しい日本を切り開くための「新構想」を国民に対して提示できるのか。

 記事にある大言壮語を裏打ちする「新構想」がなければ、国民は支持はしない。<ぜひ、亀井版船中八策を提示してもらいたいものだ>

 なんとかフェストなる「子供だまし」では、新党などできはしない。

2012年3月19日月曜日

シラスウナギの不漁は、資源の減少を意味していない。

▲今年は、シラスウナギが極端な不漁で、ウナギの価格が高騰している。
 ただ、必ずしも、このシラスウナギの不漁→資源減少 ということでもないようだ。<いや、当然、趨勢としてウナギ資源が減少しているのは確かだろうが>

 マリアナ海溝で産卵・孵化して、太平洋を大きく回遊しつつ大きくなるウナギの幼生は、海流などに大きく左右されるからだ。

 以下、新聞から抜粋。

 海流に乗って太平洋沖から日本沿岸にやってくるニホンウナギの稚魚「シラスウナギ」の回遊のピークの時期が、従来の初冬から翌年の初夏に大きくずれ込んでいることが19日、東京大大気海洋研究所の青山潤・准教授の研究グループが2009~11年に神奈川県・相模川河口で行った調査で明らかになった。

 川を遡上する稚魚の数は5~6月が多く、年末から年初という従来のパターンから変化していた。

 シラスウナギは極度の不漁が続き減少が深刻。

 不漁との関連や回遊が遅れた理由は不明だが、ウナギ資源管理の観点からも今後詳しい調査が必要になりそうだ。

▲補足、感想など

 ウナギの資源減少には、日本人による「カバヤキ」が大きく影響していよう。

 蒲焼は、日本の醤油があってこそのものだ。

 中国から蒲焼を輸入しているが、おおかたの中国人は蒲焼という食べ方も知らないし、ウナギなど興味もないようだ。

 まぁ、そんなことで日本人が食べるのを控えれば、問題は解決するはず。

 いや、話がそれた。

 記事は、冒頭でふれたように、シラスウナギの不漁が、太平洋でのウナギの幼生の回遊が混乱したためだろう—と指摘したものだ。

 ウナギの養殖も一応完成したのだが、実用にまで至っていないようだ。

 ウナギ完全養殖の実用化を急ぐとともに、太平洋でのウナギの生態の研究にもっとお金を掛けて調査する必要がありそうだな。

2012年3月18日日曜日

次期自民党総裁は、安倍さんか、町村さんか

▲谷垣さんは、もう、終わったも同然だろう。

 ならば、次は誰か—という話となる。

 そこで、安倍さんか、町村さんか—というところが順当のようだ。

 町村さんは、年齢が現在67才、来年は68才か。

 総理大臣という激務をこなすにはギリギリのタイミングなのだなぁ。

 つまり、町村さんにはもう次ということがない。

 そこで、次期総裁にぜひなりたい—と念願しているようだ。

 以下、新聞から抜粋。

 自民党の町村信孝元官房長官が、今秋の党総裁選への出馬の 意向を固め、町村派内の支持取り付けに動き始めた。

 町村氏とすれば、党内最大派閥の会長として派内の結束を固めた上で、 他派にも支持を広げたいところ。

 ただ、町村派内では安倍晋三元首相も出馬の機会をうかがっているとされ、同一派閥で2人の候補が競合する 可能性も取り沙汰されている。

 「次の総裁選に出たいので協力してほしい」。

 2月末、町村氏は同派の ある参院幹部を訪ね、こう告げると頭を下げた。

 3月に入ってからも、 派内の衆参議員を個別に回るなど支援要請を続けている。

 町村氏は衆院当選10回で67歳。

 出馬を決意したのは、年齢的に 今回が最後のチャンスとみているからだ。

 総裁選への意欲を示している 石破茂前政調会長の55歳、石原伸晃幹事長の54歳とは大きな開きがあり、 党内にはベテランの町村氏が自民党の「顔」となることを「古い自民党の復活」 とみて、敬遠する向きもある。

 町村氏出馬のカギを握るのは、同派退会後も影響力を保つ森喜朗元首相だ。

 森氏の支えと協力がなければ、出馬は難しいとみられている。

 森氏は周辺に「町村にやらせたいが、きちんと安倍と話をつけられるか心配だ」 と語るものの、自らは静観する構えを示している。

 一方、安倍氏側近の下村博文元官房副長官は3月上旬、派内議員との会合で「安倍氏を次の総裁選に出したい」と協力を求めた。

 安倍氏本人は出馬の 意思を明確にしていないが、派内では分裂選挙を懸念し、「ちゃんと調整 してくれなければ困る」との声が出ている。

▲補足、感想など

 町村さんも実力もあるのだが、年齢からいって、最期のチャンスだろうなぁ。

 安倍さんは、若いが潰瘍性大腸炎という持病を抱えている。

 あぁ、テレビで安倍さんを見かけたとき、少し顔がむくんでいるように感ずる。

 どうも、これは潰瘍性大腸炎を抑えるためにステロイド系の薬を飲んでいるためのようだ。

 それでも、年齢が上がれば、段々、発症しにくくなるらしい。

 前回は、1年という短い期間だったが、仕事量としては結構な量だったようだ。

 さて、ポスト谷垣というタイミングだ。

 町村さんの年齢のこともあるが、自民党としては橋下さんの維新の会からの攻勢を受けて、自民党という政党の存亡のタイミングでもあろう。

 おそらく安倍さんも、町村さんも譲るまい。

 記事にあるように、森裁定ということになるのかもしれないなぁ。

 筆者は、やはり、安倍さんを推すけれども。

民主党の岡田さんのコメントは、苦し紛れか?

▲どうも、岡田さんの言葉は、もう一つだ。

 大阪の橋下さんの人気について、1年もすればメッキがはげるのではないか—とか。
 メッキ—てか?

 これは—と筆者は思う。

 岡田さんは、核心をとらえ損なっている。

 橋下さんの人気の核心は、その「構想力」「突破力」だ。

 岡田さんも、他者をオトシメルより、日本の未来を切り開くための民主党なりの構想を示してみよ。

 以下、新聞から抜粋。

 岡田氏が自民党幹部に大連立を打診し、断られたのは3月上旬。

 これに先立つ2月25日、野田首相は 谷垣氏と極秘に会談し、消費増税法案への協力を求めている。

 参院で野党が過半数を握る「ねじれ国会」 で法案を成立させるには、自民党の協力が不可欠とみているからだ。

 しかし、谷垣氏は先に衆院を解散 するよう求め、会談は物別れに終わった。

 17日、那覇市で記者会見した岡田氏は、自民党幹部との会談については言及を避けつつ「お互いに国民 の立場に立って議論し、譲り合って合意に達する必要がある。

 そういう政治が実現しない限り既存政党は 国民から見放されていくだけだ」との見解を示した。

 自民党側には解散の確約と引き換えに消費増税に協力する「話し合い解散」への期待もあるが、岡田氏は 既存政党への批判が強い現状での解散・総選挙は民主、自民双方にとって得策でないと考え、大連立の 呼びかけに踏み切ったようだ。

 岡田氏は別の自民党幹部との会談で、橋下徹大阪市長の人気について 「1年ぐらいしたらメッキがはがれるのではないか」と語っており、この幹部は「岡田さんは選挙を 遅らせる気持ちが強いというのがよく分かった」という。

 ただ、大連立は民主党の小沢一郎元代表排除が大前提となる。

 自民党幹部の一人は「今のままの民主党と 自民党が組むことはあり得ない」と語る。

 そのため、党分裂回避を最優先に考える輿石東幹事長には大連立 の呼びかけは党内結束の軽視と映る。

 与党幹部は「官邸と党執行部の信頼関係が崩れるかもしれない」と 語った。

 石原慎太郎東京都知事を党首に想定した新党構想を進める国民新党も反発している。

 下地幹郎幹事長は 毎日新聞の取材に「大政党同士の小細工は政局ありきのイメージを与え、消費税や社会保障の議論を 潰してしまう」と批判した。

 「野田政権の延命に手を貸すことになる」と一蹴した自民党側も一枚岩ではない。

 今国会で解散・ 総選挙に追い込めなければ、9月の総裁選へ向け「谷垣降ろし」が激化するのは必至。

 そのため消費増税 だけ食い逃げされかねない「解散前の大連立」は受け入れ難く、谷垣氏は「消費税を掲げて選挙を戦えば、 協力の仕方はいろいろある」と次期衆院選後の大連立や政界再編をにおわせてきた。

 しかし、衆院選小選挙区では2大政党の候補が激突する。

 その選挙後の大連立には「絶対にしては いけない」といった反対論が自民党内にも根強い。

 公明党は大連立の可能性は低いと見ながらも「この手の話は今後も続く。

 自民党は10年参院選で 消費税10%を公約し、民主党から狙われやすい」(幹部)と、接近機運を警戒する。

▲補足、感想など

 大連立?
 ふん、と思う。

 先の大戦のさなかじゃあるまいに、大政翼賛会のような真似ができるものか。

 大連立などと軽々に口に出せる人間って、議会制民主主義というものが腹の底から分かっていない人間だ。
 いや、口でうまいことをいっても、民主主義というものを結局バカにしている人間なのだろう。

 大連立を口にする—ということは、橋下さんの維新の会あたりから、数十名(安倍さんだっけ、20-30名の当選を予想していたのは)の国会議員が送り込まれるという予想から、思いついた窮余の一策であろう。

 まぁ、橋下さんに民主党・自民党という既成の政党が追い詰められつつあるということだ。

 話がそれた。

 冒頭でふれたように、筆者がひっかかった言葉は、「メッキがどうこう」という岡田さんのコメントだ。

 もう、既成のレールに乗っかったようなことを繰り返してはだめなのだ。

 もっとはっきりいえば、なんだっけ、消費税をなんとかパーセントにする—という議論さえ、古めかしい。

 橋下さんが示しているのは、日本の未来を切り開くための新しい構想だ。
 そして、その構想を実現に導くための「突破力」なのだ。

 だから。

 岡田さんは、橋下さんに対抗できるだけの日本の未来を切り開くための民主党なりの「新構想」を提示してみよ。

 消費税なんぞ、ヨーロッパ諸国の二番煎じではないか。

 そんなところで、欧米の真似をすることはない。

 日本の未来を切り開くための「新構想」を民主党なりに提示してみよ。

 それなくして、橋下さんに岡田さんが勝てるわけがあるまい。

2012年3月17日土曜日

韓国女優キムテヒさん、日本進出をあきらめる。

▲韓国の女優であるキムテヒさんが、日本への進出を諦めたようだ。

 まぁ、当然といえば当然だし、自分の言動が回りまわって自分のところに帰ってきた—ということであろう。

 韓国の生活は、ドンドン厳しくなっているようだ。

 それもまた、韓国の国民が自分で蒔いたタネからきたもののだ。自ら収穫するということも当然であろう。

 以下、韓国の新聞から抜粋。

 ある関係者は"" マイプリンセス "を通じてロマンチックコメディージャンルによく似合うと思う"としながら"諜報ジャンルとコメディを組み合わせたドラマという点でキム•テヒの魅力が通じたようだ"と話した。

 また他の主演候補作は、現在のイ•ソンギュンが男主人公を引き受けたMBCの医学ドラマ"ゴールデンタイム"である。

 "ゴールデンタイム"は、総合病院外科を背景にした医学ドラマで、 "パスタ"と"マイプリンセス"のクォン•ソクチャンPDが演出を引き受けた。

 クォンPDは"マイプリンセス"の縁でキム•テヒに出演依頼をしたことが分かった。

 キム•テヒは昨年MBCドラマ"マイプリンセス"以来、日本の民放フジTVのドラマ" 私のスターの99日 "で主演を務めるなど、日本を中心とした海外での活動に力を注いできた。

 しかし、

 日本国内の極右勢力がキム•テヒが過去独島と関連していた発言を問題視し、彼を反韓流の代表的な対象にして攻勢を繰り広げながら、ひどい気苦労をした。

 キム•テヒは"嫌韓流"の力の無差別的な人身攻撃に苦しめられて、彼がモデルを務めたCFの制作発表会が延期される事態まで起きた。

 このような状況でキム•テヒは日本での活動を終え、昨年末から国内CF撮影をしてきた。

 この過程で下半期放送予定の様々なドラマの出演依頼を受けて苦心してきて、国内活動再開に方向を定めた。

▲補足、感想など

 周囲にも、随分、韓国・北朝鮮嫌いの人間が増えたようだ。

 まぁ、韓国人も日本人が嫌いなのだから、お互いさまということか。

 韓国系・北朝鮮系の人間に乗っ取られた新聞とかテレビ(nhkを含む)がどう捏造しようと、嫌韓が増えつつあることを防ぐ方法はない。

 インターネットの掲示板などに「いやがらせ」をしても、他の場所へうつるだけで、情報の拡散を防ぐ方法などあるまい。

 このブログだってそうだ。

 このブログ自体に「いやがらせ」をしたところで、他の場所へ移動するだけのことだ。

 つまり、日本での情報操作は一昨年の参議院選でおしまいだ。

 それはそれとして、

 民主党の議員達はもう覚悟せよ。
 次回の選挙では、民主党という看板を掲げている議員は、殆どが落選する。

 特に韓国系・北朝鮮系の帰化人である議員は殆どが落選するだろう。(鳩山さん、菅さんを含めて。)

 選挙絡みで情報を操作することは、今の日本では難しい。

 あの朝日新聞、毎日新聞も、購読者の落ち込みでもはや新聞事業単独では存続できない状態となっている。

 そもそも、これだけ、韓国嫌い、北朝鮮嫌いの日本人を増やしたのは、韓国人であり、日本に居住する在日および韓国系・北朝鮮系の帰化人の言動であり、行為なのだ。

 話がどこかへいったが、このような日本中に蔓延する嫌韓の状況の中で、キムテヒさんという反日を旗印にした女優さんが日本で活動しようとすることで、火に油を注いだ結果となったということであろう。

 そして、韓国・韓流よりの言動をとる企業は、それだけ、日本人から嫌われる。

 花王への不買運動は、これかもず—と継続するだろう。今年の株主総会はなんとか乗り越えても、來年度はどうかな。

 日本の500万人の主婦層へケンカを売った「大バカヤロウ」の顔がぜひ見たいものだ。

2012年3月16日金曜日

国歌に対して不起立ならば公務員をやめよ。

▲おそらく韓国・北朝鮮系か在日韓国人の教職員であろう。

 君が代に対して起立しないなら、公務員をやめよ。

 また、こういう事態に対する根本的な対処方法として、韓国・北朝鮮からの帰化人及び在日の人間が教職員となることになんらかの制限をもうけよ。

 日本の次世代の子供たちを教える人間として、これらの人間はふさわしくない。

 もっと、日本人は、こういう異民族からの攻撃に対して、用心し厳しくあるべきだ。

 以下、新聞から抜粋。

 ・大阪市教委は14日、市立中学校129校で13日に行われた卒業式で、2校の教諭  2人が起立をしなかったと発表した。

 橋下徹市長が提案した国歌起立条例が2月末に施行されており、市教委は条例違反に  あたるとして処分を検討する。

 また、市教委は同日、市立学校園で今後行われる今年度の卒業式と、新年度の入学式に参加する教職員に対し、起立斉唱を求める職務命令を出すよう校園長に初めて通知した。

 市教委によると、起立しなかったのは田辺中(東住吉区)の男性教諭(51)と、住吉第1中(住之江区)の女性教諭(52)。

 男性教諭は「拙速に決まった条例への反発で座った」、女性教諭は「君が代は国歌として認められない」と理由を話しているという。

 市教委は昨年の卒業式で不起立者がいなかったため、条例施行後も職務命令を出していなかったが、不起立者が出たことを受け、一律の命令に踏み切る。

 橋下市長はこの日、報道陣に、「議会で決まったルールを守れない公務員は辞めて しまえばいい。本当に腹立たしい」と話した。

▲補足、感想など

 これは橋下さんが正論だ。

 個人的に国歌が好きであろうと嫌いであろうと構わないが、生徒達のまえで国歌に対して不敬な態度をとることは許されない。

 もう、公務員をやめよ。私立の学校へいって好きなだけ、座っていれはいいではないか。

 それにしても、この先生達は—と思う。

 自分の行為が、自分達の韓国系・北朝鮮系の人間が働ける場を狭くしている、ないしは日本人からの信頼を失わしめているということがわからないのか。

 そんなに日本が嫌いなら、韓国でも北朝鮮にでも帰国すればいいではないか。

 この人達は、なんというか、子供なのだな。

 小さな子供が、デパートなどでひっくりかえって泣き叫んでいる場面をみる。

 あれと一緒で、「泣き叫んでわめいて」いれば、周囲の人間がかまってくれる、折れてくれる—とか考えるのか。

 朝鮮人という民族のもつ「幼児性」だな。

 だだっこを「だだっこ」として、日本人がいつまでも容認すると考えるのは間違いだ。

 もっともっと、日本人の目がこういう朝鮮系の人達・教職員に対して厳しくなっていくぞ。

中国米が安心して食べれるのか。

▲中国人と韓国人ってよく似ているなぁ。

 騙すより騙される方が悪い—という発想だ。

 ウソを並べ立てても、そりゃ、騙される方が間抜けなのだといわんばかりだ。

 なるほど、宗主国とその属国だっただけのことはある。

 なにか、中国からお米を輸入するのだとか。

 それが、日本の福島のお米よりは安全だと日本人が言っているとか。

 このあぶないバカバカシイニュースをみよ。

 以下、新聞から抜粋。

 3月、中国の米が日本の「緑の防衛線」(中国国内倉庫、船積み時に約580項目以上に上る残留 農薬検査など)と関税の壁を突破し、日本の市場に進出、「中国吉林米」というブランド 名で西友系列店149店舗のスーパーマーケットで発売された。

 「中国吉林米」は5キロ1299円で販売され、日本の国産米よりも20%以上安い。

 1993年、94年に、 日本で米の大凶作が起こり、外国から大量に米を緊急輸入した「米騒動」は社会問題となった。

 大型スーパーが外国産の米を正式に販売するのはそのとき以来である。

 中国産の米販売は農産 物の貿易自由化の先駆けであるとの声もあり、消費者の反応が注目される。

 1995年以降、世界貿易機構(WTO)の農業協定によって、日本は国外から関税を課さない米を 70トン以上輸入する事が義務付けられ、日本の米の総生産量(約860万トン)の9%に相当する。

 しかし、日本は国内の農家の利益 を守るために、MA米の大部分を飼料として利用し、食用では10万トンほどしか出回る事はなかった。

 今回、西友はこのミニマム・アクセスを利用して中国米を輸入したため、市場でも十分な競争 力を発揮する事ができるというわけだ。

 不景気の影響で、日本国内の飲食業界は食うか食われるかの価格競争の渦中にある。

 24時間営業 の牛丼とカレーライスを販売する外食チェーン店は、以前は平均価格が500円ほどだった。
日本では 一食500円と言うのはかなり安い方である。

 しかし、3年前、これらの外食チェーン店は牛丼とカレー ライスの価格を300円まで値下げしたのだった。

 筆者も当時、「金融危機が外食業界を追いつ追われつの激戦に追い詰めたが、牛丼チェーン店が 牛丼一杯を300円にまで値下げして、本当に利益を確保できるのか想像も付かない」と指摘していた 事がある。

 しかし、今年再びメニューを見ると、価格は更に280円へと大幅に値下げされていた。

 熾烈な価格競争は中日の食品貿易の行き詰まりを意外なところから解消する糸口を与えてくれた。

 数年前には既に、食品業界のプロが「中国からの食品・食材の輸入を早いところ回復しなければ、 日本の食品業界で大規模なドミノ倒しが起こる」と強調していた。

 大手小売チェーンの経営陣もまた、 きっぱりと「何十もの検査を通って輸入された中国食品は、誰も検査管理しない日本産の食品より も安全である」と指摘していた。

 日本の公立小中学校も相次いで規則を改正して、学生がお弁当を持参して登校することを許可 している。

 その背景には、3月11日の大震災と原発事故の影響があり、学校が提供する給食で使用 する食材、つまりお米や野菜が放射能に汚染されていないかどうかを心配する保護者の声が多く 聞かれたからだ。

 保護者が直接、自治体に嘆願書を提出し、海外の食品輸入を強化するよう求めた地域もあった。

 西友は今回の中国産の米を販売する理由について、放射能などの影響に関する内容は避け、「3月 11日以降、国産のコメ価格が上昇し、市場には低価格の米が不足していた」と説明し、今年の秋に 新米が市場に出回った後も、中国産の米を引き続き陳列する予定であり、今後の市場の反応を見て 決めていくとした。

 日本の消費者は輸入の中国米に対し、比較的積極的な態度である事が分かった。

 「輸入食品は 検疫を受けているため、日本の国産米に比べて安心だ。

 子どもにはなるべく輸入ものの食品を 食べさせたい」と話す消費者も居る。

 また、「上海の寿司店で食べた際、お米がとてもおいしかった。

 日本から輸入した米だと思い、店員に直接聞いてみたところ、吉林米だと知った。

 安全が保障される のなら、中国産の米を食べることになんら問題を感じない」との声もあった。

 日本の企業は先陣切って危ない橋を渡ることを好まない。

 世論の反応や、「出る杭は打たれる」こと を恐れている。

 西友は大きな「米旋風」を巻き起こした。

 輸入 の外国産「米旋風」は今後、日本の大型スーパーで一大センセーションを巻き起こすことができるのだろうか

▲補足、感想など

 中国からの食料品って。

 そういえば、数年前に、毒ギョーザ事件があったなぁ。

 あの裁判はどうなった?

 犯人が誰か捕まったはずだが、それからのニュースがぷっつり途切れている。

 アレは単なるスケープゴートだろう。

 日本の世論を恐れての、とりあえず、かっこうだけ事件を終結させよう—という一芝居だろう。

 そんな国家の食料品が信用できるものか。

 日本の西友—て、ウォルマートの系列だっけ。

 そういえば、日本のことなどなにも知らないウォルマートの役員が販売の責任者だったなぁ。

 この日本への米の輸出というものの背景が目に見えるようではないか。

 毒ギョーザ事件の解決もできない国から、日本の事情など知りもしない責任者がいる西友が輸入か。
アブナイお米としかいいようがあるまい。

 日本では、中国米は売れまい。

 そういえば、思い出したが、中国はお米の遺伝子の組み換えをしていたなぁ。

 この吉林米というのも、遺伝子をいじっていないか、そんな恐ろしいお米が食べれるものか。

2012年3月15日木曜日

日本人はいつ切れるか?

▲数年前だったかなぁ。ヨーロッパ諸国の外交に携わる高官の間でウワサしている—という話があった。

 それは、いつ日本が切れるか—という話題だ。

 中国のやり方、韓国のやり方に、日本人が・日本がいつ切れてしまうのか-という話だ。

 もう、時間はあるまい—というのが、もっぱらだったようだ。

 さて、中国の高官が「尖閣諸島」を武力で奪う—とか言い始めたようだ。

 ふ—ん、と筆者は思う。

 これは、これは--。

 日本の一部に、外国からのそういう攻撃というか、トラブルの発生をじっとまっているグループがあるそうな。

 例えば、北朝鮮からテポドンが飛んできて、北海道の山の中に落ちたでもいい。韓国が日本の海保の船を魚雷で打ったでもいい。記事のように中国が尖閣諸島を攻撃した—でもいい。

 そういう事件が発生すれば、一挙に日本の自衛隊を国防軍に格上げして、原爆も所有する—というところへ一瞬でもっていこう—とするのだとか。

 そもそも日本人は、本来、ヒステリックな民族なのだ。

 先の大戦で、実力不足で惨敗したがゆえに、まぁ、大人しくしているというか、そういう素振りをみせているか、本質は違う。

 攻撃されて、そのまま黙っているような人間・民族ではない。

 はるかな昔、1960年代か、アメリカがベトナム戦争で泥沼の状態に陥った時でも、アメリカは、日本人のもつそのあたりの「恐ろしさ」を充分に認識していて、ベトナム戦争での協力など、一切、口にも出さなかった。

 中国人って、そのあたり、日本人を甘くみていて口が軽いなぁ。

 日本人へ、日本へアドバルーンをあげているのか。

 以下、新聞から抜粋。

 ★中国軍幹部が衝撃発言!日本の領土“尖閣”を武力で強奪
 中国がまた、沖縄・尖閣諸島に対する野心をあらわにした。

 中国人民解放軍のシンク タンク、軍事科学院世界軍事研究部元副部長で、中国軍事科学学会常務理事・副秘書長 の羅援少将が今月初め、テレビ番組で尖閣諸島の中国領有を主張したうえで、尖閣周辺 で「軍事演習を行う必要がある」と断言したのだ。武力による尖閣強奪の示唆。

 民主党 政権に領土を守る覚悟はあるのか。

 衝撃の発言は、6日、深●(=土へんに川)衛星テレビ(深●(=土へんに川)工視)の「軍事情勢生中継室」という番組のインタビューで披露された。

 羅少将はまず、「釣魚島(尖閣諸島の中国名)が、われらの島礁であるからには主権を行使する」と宣言。
さらに、「われらの軍用機、軍艦は適切なタイミングで魚釣島附 近へ到着する必要がある」「日本がもし釣魚島に強行上陸をするなら中国は強行軍事手 段を採ることができる」と続け、「釣魚島附近で軍事演習を行う必要がある」と語ったのだ。

 この発言は、動画投稿サイト「ユーチューブ」などでも確認できる。

 政権交代以来、民主党政権は領土に関して、中国やロシア、韓国に押され続けてきたが、2日、日本の排他的経済水域(EEZ)の基点でありながら名称がなかった39の離島に付けた名称を公表した。やっと、日本の主権を示した。

 これに対し、中国政府は翌3日、尖閣諸島の周辺を含む71の島に命名したことを公表。
羅少将の発言は、さらに踏み込んだ強硬措置といえる。

 尖閣周辺での軍事演習にまで言及する中国に、日本はどう対処すべきか。

 沖縄・南西諸島地域の領空を守る航空自衛隊南西航空混成団司令を務めた佐藤守・元空将は「北京五輪(08年)以降、中国は『尖閣諸島を手に入れる』という方針に 変わった。

 私は、羅少将と国際会議でやり合ったことがあるが、中国の本音を代弁して いる」といい、こう続ける。
「今年、中国と台湾の漁民が大挙して尖閣に上陸する計画がある。『漁民に偽装した軍人を、中国海軍をバックに上陸させる』という情報もある。

 羅少将の発言は、日本政府がどう反応するか様子を見ているのだろう。

 野田佳彦首相は毅然として『自国領土を守る』という姿勢を見せなければならない。

 在日中国大使を呼びつけて断固抗議すべき。そのうえで、海上自衛隊に『万全の備えをしろ』と指示し、米国との連絡を密にすべきだ」

 日本人は現実を直視すべき時代を迎えている。

▲補足、感想等

 尖閣諸島を武力で強奪か。

 ふん、やってみたら—と思う。

 脅せば、日本人がお手上げ状態にでもなる—とでも思うのか。

 その瞬間に、日本は「原爆所有」まで一挙に駆け上がる。

 一旦、切れれば、行く所までいくし、それを押しとどめる国家など存在しない。

脱原発というなら、どこからエネルギーをもってくるかを示せ。

▲なにか、脱原発とかいう議論が盛んだが、どうも核心をそらして感情論になっている気がしてならない。

 脱原発というなら、選択肢は2つしかない。

 あ、原発以外のエネルギー源を他に求める。
 い、省エネルギーで生産する。

 それしか無いはずだ。

 だから、脱原発というなら、どこからエネルギーを確保するのか、どうエネルギーを省くのか—を示せ。

 その見通しなく、机上の空論を繰り返すな。

 以下、新聞から抜粋。

 経済界のトップたちが「経済活動の安定には原発の再稼働が必要だ」と足並みをそろえる中、 全国の中小企業や団体の経営者らが脱原発を掲げ「エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議」を 立ち上げることになった。

 まずは約120社が参加し、20日に都内で設立総会を開く。

 単に脱原発を唱えるだけでなく「原発がなくても経済は回る」ことを地域からの実践で証明していく考えだ。

 同会議には鈴廣(すずひろ)かまぼこ(神奈川県)、出雲殿(愛知県)など全国の企業経営者ら 約120人が世話役として参加。地元で仲間を募り、会員企業を増やしていく。
アドバイザーには首長や飯田哲也・環境エネルギー政策研究所長、哲学者の内山節さんらが加わる。

 「ネットワーク」では、勉強会や地方視察などを通じて、再生可能エネルギーの先進事例を調べて情報を共有。

 自治体と連携してエネルギーの自給自足体制を目指す。

 脱原発によって健全で持続可能な社会ができる具体案も発信していく。

 呼び掛け人の鈴木悌介・鈴廣副社長は「1基ずつ原発が止まるたび再稼働を求める“経済界”の声が大きくなっている。

 私たちの考えは違う』と訴え、行動しなければならない」と設立の趣旨を説明している。

 経団連、経済同友会、日本商工会議所などの主な経済団体は、生産や設備投資などの 経済活動には安定的な電力供給が不可欠という立場から、原発再稼働が必要との姿勢だ。

 経団連は昨年11月のエネルギー政策に関する第二次提言で「安全性の確認された原発の再稼働が非常に重要」と言及。

▲補足、感想など

 文系の頭脳の議論だな—と感ずる。

 もっと大衆を説得できる合理的な説明をしろよ—と思う。

 脱原発が悪い—と筆者は言っているのではない。

 机上の空論すぎる—と言っているのだ。

 原発以外のエネルギー源を確保するとして、なにか有望なものがあるとしても、モノになるには20-30年くらいはかかる。

 その間は、原発に頼るしかない。

 その事実を直視せよ。

 そうではなくて、
 むしろ、今度の事故を教訓にして、更に安全な原発を造る—というのが、技術者としての発想であろう。

 確かに今度の事故は、東電という会社の社内での緩みが大きかろう。

 地域を独占して、競争もなく、大きな利益を得続ける構造になっていて、いわば、努力しないでも儲かる仕組みになっていた。

 それが、社内の安全対策の緩みとなり、予想もしない津波という災害にうまく対応しきれなかった。

 社内でも、おそらく「技術系」は、下に見られていたのだろう。
 単なる保守要員とぐらいしか見られなかったものだろう。

 そういう東電社内での積み重ねの上での事故発生なのだ。

 だから、原発の技術者は、この事故を踏まえて更に安全な原発を造る—というのが、日本の未来をつくるための責務だ。

 フクシマの事故をこうして乗り越えた—ということが、世界に新しい原発を売り込む時に、どれだけ有利な宣伝となるか。

 災いを転じて福となす—という諺がある。

 この福島の事故を見ていて、安全な新原発を造ることの大切さを感じる。

 話がどこかへいった。

 冒頭に帰れば、感情的な机上の空論をするな—といいたい。

 脱原発を標榜するなら、原発に代替するエネルギー源を示して議論せよ。

2012年3月7日水曜日

国ぐるみで捏造か。韓国での日本人女子大生失踪事件。

▲日本の若い女性が、韓国へいって行方不明となったという事件が昨年くらいにあった。

 行方不明のまま、事件は忘れ去られようとしていたのだが、突如、韓国の新聞が「生きている、日本の観光客に金をせびっている」とか書き始めた。

 一体これはなんだろう。

 筆者など、もう殺されているのだろう—と考えていた。

 恐らく、日本人の大部分の人がそう思っていたはずだ。

 この事件で日本からの観光客が減少することを恐れて、韓国が国ぐるみ、新聞社をだきこんでの「今、まだ生きている」式の捏造ニュースを流し始めたということのようだ。

 以下、韓国の新聞から抜粋。

 昨年発生した日本人女子大生失踪事件の転末を単独で報道した本社オフィスには韓国と日本の 様々なメディアから問い合わせ電話が殺到した。


 「記事内容は事実なのか」「情報元はどこなか」 等を問い合わせする電話だった。


 この事件に対する韓日メディアの関心がどれほど高いか見せた。


 現在、このサイトはAさんの身元について把握しているが、明確に犯罪と断定できないため実名公開は避けている。


 女子大生失踪事件で騒々しかった当時、日本では「韓国に女性一人で旅行するのは危険だ」「拉致された」と韓国を非難する声が相次いだ。


 しかし、この事件は即座に終結した。


 Aさんがある男性と一緒にいる姿が監視カメラに撮られたためだ。非常に仲が良く見えたし、警察は事件性がないと判断した。


 この時、話題になったのは同行した男性が誰かであった。「日本語を流ちょうに話す韓国人」「韓国語が上手な日本人」と報道内容がメディアごとに異なり、日本人なのか韓国人なのかも分からなかった。


 フジテレビでは「韓国語が上手で、日本語を話すことができる男性」と報じたが、男性の正体は明らかにならないままだった。


 とにかくAさんに対する失踪捜査は家出(または、愛の逃避行)と判断されて幕を下ろし、いつそんなに騷がしかったかと言うほど報道もすぐに減った。


 ところが、Aさんはまだ不法滞在者の身分で韓国に滞在しており、日本人にお金をせがんでいたのだ。


 不思議なのは不法滞在ならば強制送還が可能だが、なぜ韓国警察は黙って見ているだけなのかということだ。


 ひょっとして'韓日友好的'な側面を配慮し、日本側の意向により見ているだけにしたのだろうか。


 現在、これに関する正確な事情は把握されていない。


 現在、Aさんが金を借りる日本人観光客を探すために使った韓国観光情報サイト「コネスト」のIDは削除された状態だ。


 ただし、今後も生活が困窮すれば、また同じ手法で日本人をだましてお金を奪取する可能性もある。


 KRNEWS=カネミツ・ヒデミ記者

▲補足、感想等

 今、韓国の庶民の暮らしは大変なようだ。

 それはサムスンとかはいいのだろうが、それ以外の人達の生活が苦しそうだ。

 そんな中で、日本人の観光客が減少することを恐れているのだろう。

 上の記事では、その行方不明となった女子大生の具体的な姿がある訳ではない。
 あるのはインターネットであり、監視カメラの映像だけなのだ。

 情報自体がまるでクモをつかむような話となっている。

 このうさんくささ—の核心はなんだろうか。

 結局、日本人の観光客減少を恐れている韓国の国ぐるみ、新聞社ぐるみの「まだ生きている」キャンペーンだろう。

 この韓国という国ぐるみ、警察ぐるみ、新聞社ぐるみ—での捏造の恐ろしさを見よ。

 <まぁ、こういうニュ-―スを捏造するくらいだから、もう、実際に日本人観光客が減少しているのであろう>

 失礼ながら、恐らく、その失踪した本人はもう亡くなっていると思える。

 不謹慎ではあるが、これだけ日本人観光客の減少を恐れるなら、なんだっけ「従軍慰安婦」の解決済みの補償請求に対して、韓国への観光をやめよう。

 マッコリ・キムチの輸入をやめよう—というアピールは充分に韓国に対して効果があるということだな。

 再度、訴えたい。

 理不尽極まる従軍慰安婦問題、竹島問題に対抗するために、韓国への観光旅行をやめよう。マッコリ、キムチの輸入をやめよう。韓国からの留学生の数を制限しよう。


▲追記

 2012年4月になって、突如、上の女性が日本に帰ってきたというニュースがあった。ご紹介したい。

-ここから--


 韓国を旅行中に行方不明になり、拉致されたのではなどとして捜索願が出されていた兵庫県 出身の女子大生が2012年4月12日に日本に帰国していたことがわかった。


 この女子大生は11年9月下旬に韓国を旅行中にソウルの観光ホテルで消息を絶った。


 ホテルの監視カメラには韓国人と思われる男性と連れ添う姿が映っていた。


 心配した両親は 韓国を訪れ捜索願を提出。


 日本と韓国のメディアはこの失踪事件を大きく取り上げ、拉致の 可能性もあるなどと報じていた。


 外務省によれば、韓国の日本大使館に女性の声で「お金がなくて困っている」という電話が あったのは4月11日。


 職員が会いに行くと、失踪騒ぎを起こしているこの女子大生がいた。


 職員は女子大生を大使館に連れて行き、日本にいる両親に娘を保護したことを伝えた。


 帰国に前向きではなかったが、「ご両親が心配している」と説得、翌日に日本に送り届けたという。


 この女子大生は韓国で、所持金が底を付き、誰かからお金を借りて生活していたようだが、 貸した人からの被害届は出ていない。


 それではこの女子大生は半年の間いったい何をしていたのか。


 韓国「中央日報」11年11月23日付けの年電子版によれば、韓国の警察の捜査で、女子大生の クレジットカード使用内訳や通話記録を分析したが、お金が一度に大量に使われるといった 誘拐や拉致特有の状況はなく、連れ添う韓国人男性は恋人のようだった。


 さらに、男性と一緒の 映像メッセージを日本の親に送っていることから、韓国側は「この女子大生の自発的な潜伏 という結論を出した」と書いている。


 また、4月19日付けでは「『愛の逃避』日本女子大生、韓国男性と別れる」という見出しの記事を 掲載し、「事件」の発端でありずっと行動を共にした韓国人男性と思われる人物と4月中旬に 破局した、と書いた。


 産経新聞などの記事を引用したもので、これまでの生活費は韓国観光 情報サイト「コネスト」で知り合った日本人観光客から借り、その額は23万円ほどになる。


 そのときは「日本に帰って返す」と話していたという。

--ここまで--

 この女性の素性などさっぱり分からない。

 なにか、怪しげな・背景のあることなのかもしれない。

 恐らく、在日韓国人だと思われるが、情報はない。

 まぁ、数年後に、ひょこりニュースになるかもしれないな。



2012年3月6日火曜日

橋下さんは、賢い。

橋下大阪市長のコメントは、なかなかだ。

 この人の賢さ・聡明さを表している。

 維新の会というものが、今後どうなるかは分からないが、そこそこの人気を得続けるような気がする。

 比較するのもなんだが、国民新党の亀井さんも、このくらいのコメントが言えたら、もっと人気がでるのだがなぁ。

 本当の実力がありながら、コメントに切れがない---損な政治家ではある。

 以下、新聞から抜粋。

 バブルですよ。完全にバブル」。

 橋下徹大阪市長は5日、報道機関の世論調査で自身が率いる地域政党「大阪維新の会」の国政進出に支持が集まっていることについて問われ、こう答えた。

 日本経済新聞社とテレビ東京が2月17~19日に共同で実施した世論調査では、維新が次期衆院選 での国政進出に意欲を示していることに、58%が「期待する」と回答。30代で77%、40代で65%を 占めるなど、特に現役世代からの人気が高い。

 このほか、新聞やテレビ各社による2月~3月の調査をみても、維新の国政進出に期待する声が 軒並み6割を超える。

 こうした数字を、橋下市長は「バブル」と表現。

 維新が主催する「維新政治塾」に集まった 約2260人の“候補者”らとともに、国政への準備を進めつつも、「維新として(国政に)誰を擁立 するとか、まったく決まってないわけですからね」とかわしてみせる。

 民放関係者によると、橋下市長は、知事時代からテレビ出演すると視聴率が上がるといい、 いわゆる「数字の取れる出演者」だ。

 週末の3日、4日も相次いでテレビ出演。民主党や自民党の 関係者と議論を交わした。

 数字だけでは測れない政治の世界。

 橋下市長は「(世論調査の数字は)気にしてますよ。

 ただ世論調査で示された民意に対しては、付かず離れず、でないといけないですね。

 民意に 擦り寄ると離れていくもの。離れすぎても離れていくばかりですし」と打ち明けた。

 選挙での大量得票を背景に「民意」を口にしてきた橋下市長。

 高まる世論の期待感には、 慎重な分析をしてみせた。

補足、感想など

 今の時点でこれだけのコメントが言えるか—と筆者は感じた。
 この人、冷静だなぁ。

 この冷静さの根底になにがあるのかなぁ。

 この人自身が賢いということも当然だが、この人を取り巻く周辺の人が優秀なのだろう。(そうか北野高校閥というものがついていたなぁ)

 先日、前神奈川県知事の松沢さんの行動について、筆者は非難したが、これは松沢さんの周辺に禄な人間がついていない—ということを意味していよう。

 確かに、世論というか、人の支持・不支持なんてあっという間に方向が変わる。
 その方向の変化が、選挙に如実に表れる。

 世間の声を過大に感じては、方向を見失う。かといって、無視すれば見捨てられる。
 橋下さんには余程優れた相談者がいるのだろう。
 今、名古屋の河村さんが、追いつめられているようだ。

 おかしいことをおかしい—といってなにが悪い。河村さんの周辺にいる人は、もっと河村さんを支えてあげるべきだ。



2012年3月3日土曜日

松沢さんは、賢くない。

▲前神奈川県知事の松沢さんが、石原さんとのいきさつを書いた暴露本を出した。

 騙されたとか思ったのだろうなぁ。

 しかしなぁ、と筆者は思う。

 これは松沢さんのカンチガイだ。そんなところに核心があるのではない。

 要するに、石原さんからみて、東京都知事を任すだけの器量がないと判断されたということだ。

 騙されたというより、もう数年間、勉強しろよ--とハッパをかけられたと解釈すべきだ。

 それを自分で騙された--とか書いて、どうする?
 自分で自分の将来をつぶしてしまったではないか。

 次の都知事の選挙には、石原さんはでない--といっているのだ。

 だから、今は歯をくいしばって勉強して、次の都知事の選挙にでれば、余程の対抗馬がでない限り、当選する可能性も高かったであろうに。
 
 この事実は、松沢さんという人の難点を2点露呈している。

 1.松沢さんという人は、近視眼的な発想しかできない人だということ。
 2.松沢さんには、ロクなブレインがついていないということ。---だ。

 そもそも、石原さんも次の選挙にはでないのだから、次は、松沢さんを想定していたにきまっている。
 
 だから、石原さんは—そんなことを言わない方が---と言葉を濁しているのだ。

 このあたりだなぁ。

 人間の運・不運を決めるものは。

 石原さんの行動を悪意にとる--という見方というか、視点が「不運」を招くのだ。

 石原さんから、「今のままじゃ駄目だ。もう数年勉強しろ」--とハッパをかけられ、励まされたとなぜ解釈できないのか。


 以下、新聞から抜粋。

 東京都の石原慎太郎知事は定例記者会見で、前神奈川県知事の松沢成文氏が出版した、都知事選出馬断念の経緯などを書いた「内幕本」について、「彼のためにも、ああいうことを書かないほうがいいと思う」とやんわり批判した。

 著書によると松沢氏は、石原知事から「今期限りで退任する」「都知事をやってほしい」と後継指名され出馬を決意。

 石原知事が翻意して4選出馬したことを「信義にもとる」などと批判した。

 石原知事は会見で「いきさつについては、ちょっと内容と違いますな」と反論したが、「とやかく言ってもしようがない」と多くを語らなかった。

▲補足、感想等

 松沢さんは、もう都知事選には出られまい。

 石原さんは、まぁ、松沢さんの能力を一応認めていた。

 しかし、「東京都知事」を任せるだけの器量ではない—と土壇場で見切りをつけたのだ。

 なにか、石原さんにそう思わせる言動が松沢さんにあったということだろうなぁ。

 核心は対中国への姿勢かな。

 例えば、石原さんの中国の尖閣諸島沖での中国船の衝突事件の際の言動を例示してみよう。

 ----ここから---

 中国・北京市への来月中の訪問を予定していた東京都の石原慎太郎知事は、尖閣諸島沖で 起きた中国漁船衝突事件への中国側の強硬姿勢を受けて、「あんな不愉快な国には頼まれても行かない。

 閣僚級交流を停止するというが、私は閣僚級以上ですから」と述べ、訪中を取りやめる意向を示した。

 石原知事は同日開会した定例都議会の後、報道陣に対し、「中国がやっていることは理不尽な、 やくざがやっていることと同じ」と怒りを見せ、「何で政府は実行処置をとらないのか。

 例えば日本の 潜水艦が韓国や北鮮、中国の領海を侵犯したら爆雷を落とされる。

 何で日本はやらないのか。

 防衛省はアメリカとの防衛演習を尖閣でやればいい」などと語った。

 --ここまで—

 どうだろう?

 松沢さんにこれだけのセリフが言えるか?

 中国からちょっとなにか言われると、愛知県の知事のようにオタオタ、フラフラしないか?

 つまり、土壇場に立った時の「覚悟」があるまい—と値踏みされ、石原さんから「今のままでは駄目だ」と言われたのだ。

 だから、今は歯をくいしばって勉強すればいい。

 それを暴露本を出して、自らの「器の小ささ」を世間に広めてどうするのか。

 松沢さんは自分で自分の首を締めたということだ。
 
 不運といえば不運だが、自分の不明さ(確かに目を開けて見ているのだが、ちっとも核心が見えていない)、政治家としての判断力の鈍さがもたらしたことだろうなぁ。

2012年3月1日木曜日

組織を代表するとはどういうことなのか。

▲オリンパスの経営陣をみていると、三菱自動車のかっての社長達を思い出す。

 曰く、「オレのやったことではない」「オレは知らない」…と。

 この部分だなぁ。

 組織を代表するとはどういうことなのか。核心が分かっていない。

 組織で起こったことは、すべて、代表者たる自分の責任だと認識することなのだ。
 他者に責任を転嫁するな。いいことも悪いことも、すべて、代表者たるものの責任なのだ。

 組織を代表するという「覚悟」がないなら、そもそも社長を引き受けるなよ。

 社長となることを拒否せよ。

 後継者として社長たる資格、覚悟のない人間を選ぶな。
 また、当事者も覚悟がないなら、社長となることを始めから拒否せよ。

 以下、新聞から抜粋。

 オリンパスの巨額損失隠し事件で、同社が菊川剛前会長兼社長=金融商品取引法違反(有価証券報告書の虚偽記載)容疑で逮捕=ら歴代経営陣計19人に計36億1千万円、歴代監査役5人に計10億円の損害賠償を求めた両訴訟の第1回口頭弁論が1日、東京地裁(大門匡裁判長)であった。
菊川氏らはいずれも、請求棄却を求め争う姿勢を示した。

 マイケル・ウッドフォード元社長(51)の解任当時の経営陣14人に対し、奈良県の男性株主が約13億4千万円の同社への賠償を求めた株主代表訴訟についても同時に弁論があり、経営陣側はいずれも請求棄却を求める答弁書を提出。

 大門裁判長は3訴訟を併合して審理することを決めた。

 事件をめぐっては2月16日、東京地検特捜部などが菊川氏ら旧経営陣3人や損失隠しの指南役とされる元証券会社取締役など計7人を逮捕している。

▲補足、感想など

 どこらに核心があるのかなぁ。

 こういう人達は、カンタンに社長になることを決めたのだろうなぁ。

 前の社長から、オマエが社長になれ—とかいわれてホイホイ、そうですかという感じで就任したのだろうなぁ。

 ホンダの3代目の久米さんのように、「怖いよ--」とか言って泣き出すということもなかったのだろう。

 つまり、組織というか集団を代表するということの「怖さ」「重さ」をハラの底から充分に認識しないまま、トップになってしまったということだ。

 だからこそ、トバシなんぞということがカンタンに判断できだのだろう。

 三菱自動車のナントカ(もう名前すら思い出さないなぁ、それだけ軽いということだろう)という社長の同じタイプだった。

 事故隠しに関連して、三菱自動車は、どれだけの「膿」を出さなければならなかったことか。

 こんなことが起こる原因として、前の社長が、自分に似た人間を選ぶ—というようなことがあるのだろうなぁ。